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国立新美術館のピカソ展から、サントリー美術館に移動。贅沢な「六本木ピカソ散歩」。こちらは自画像が中心である。もちろん男性像の他に、道化師、ミノタウロスなど自らをうつした画も含まれている。
1.初期―青の時代 有名な《カサジェマスの死》は1901年夏の画。右こめかみにピストルを打ち込んで自殺した友人カサジェマスの棺の中の姿である。輝くろうそくの光と生々しい弾痕が胸を打つ。 1905年のブロンズ《道化師》はとても良くできている。この頃ピカソはサーカスをモチーフにした作品を沢山造っている。ピカソ自身がサーカスの道化師に同化してしまったらしい。 1901年末の《自画像》↓は青の時代のもの。ピカソはまだ20歳という若さなのに老成した姿に描いている。背伸びする若者の自画像。 ![]() 2.キュビスム時代の周辺 1907年の《男の胸像》は、《アビニオンの娘達》のための習作で、プリミティヴ美術の影響が強い。1914年の《口髭の男》もなかなかである。 3.新古典主義時代からシュルレアリスムへ 《ピエロに扮するパウロ》↓では、白い衣裳の息子がとても可愛らしく描かれている。 ![]() ![]() 4.ミノタウロスと牡牛 面白いのは《ベールをかざす娘に対して、洞窟の前のミノタウロスと死んだ牝馬》↓。これは1936年の作品。離婚を承諾しない本妻のオルガが洞窟の中から手だけを出し、ミノタウロスのピカソが死んだ牝馬のマリー=テレーズをだきあげ、この情景を花嫁姿のドラ・マールが覗き込んでいる。ピカソをめぐる女性3人の葛藤がすさましい!!! ![]() 5.戦中から戦後、そして晩年 ピカソの《猫》↓はユニーク。家内が猫好きなのでポストカードを買った。 ![]() 美術散歩 管理人 とら HP
by cardiacsurgery
| 2008-11-01 09:21
| 現代アート(国外)
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