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オックスフォード大学アシュモリアン美術館は、イギリス最古の美術館だが、現在リフォーム中ということで、「印象派の巨匠ピサロの家族と仲間たち」という副題の展覧会が開かれている。
ピサロ家3代の展覧会は、1998年に伊勢丹美術館で見ているし、ピサロ自体の画が印象派的にせよ、新印象派的にせよあまり・・・なので、今回はパスしようかな!と思っていたのだが、はろろどさんのブログでクールベの《石割りの少年》が来ていると知って観にいってきた。 1996年にハヤカワ文庫で出版されたフィリップ・フックの「灰の中の名画 THE STONEBREAKERS」↓はお気に入りの小説である。その主人公は、クールベの名画《石割り人夫》。ドレスデン絵画館に展示されていたこの名画は、1945年2月のイギリス空軍の爆撃による火災で焼失したとされているが、実際には今もどこかに存在しているのではないかという美術ファンの希望が、この小説の下敷きになっているのである。 ![]() ![]() 第1章は、「ピサロと風景画」。お気に入りは《モンフーコーの農場 雪の効果》↓。庭の扉を開けて、藁を持った農夫が入っていく。その後を山羊?のような動物がついていく。辺りは一面雪景色だが、とても落ち着いた色彩にまとめ上げられていた。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 息子のリュシアン・ピサロの作品が沢山でていた。父親に似た新印象派のものである。お気に入りは「妖精》↓など7点ぐらい。母親の肖像画も落ち着いた色合いの好作品。リュシアンの弟のフェリックス・ピサロやリュシアンの娘のオロヴィタ・ピサロの作品も数点ずつ出ていたがあまり感心しなかった。 ![]() 美術散歩 管理人 とら HP
by cardiacsurgery
| 2008-10-24 19:59
| 印象派
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