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この日は、朝7時から福岡で仕事があったが、午前10時には仕事が終わり、後は午後7時からの会食まで時間が空いている。そこで悪友と相談して、この間に郊外へ出かけようということになった。快晴で温和なドライブ日和。佐世保を目指して出発したが、途中気が変わって平戸まで足を伸ばすことになってしまった。平戸が福岡からこんなに遠い!ということは着いてみて初めて分かったのだから、まことにうかつな話である。
途中、佐賀県の唐津や伊万里などの焼物の里を過ぎ、長崎県に入った。左側に1輌だけの気動車が走っている。第3セクターが経営している「松浦鉄道」。休憩したところが、「松浦水軍発祥の地」↓で、大きな兜が置かれていた。なるほどここは松浦党の地。古くから日本から大陸に渡るメインルート。元寇を撃退した松浦水軍の発信地であり、おそらく倭寇の根拠地でもあったのだろう。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ポルトガル人は平戸の商人や武士と武力で争って退去し、イギリス人も商館をたたみ、オランダ人だけが長崎の出島に移ったのであるが、このような外国人と日本女性の間にできた混血児とその母親はバタビア(現インドネシア)に強制移住させられたという。ここにも歴史のうねりに巻き込まれてしまった女子供がいたのである。 江戸時代の平戸藩主松浦家には大名の息女の輿入れもあったようで、華麗な駕籠↓や鬢台も出ていた。こんな遠隔の地に嫁入りさせられた女性は、どんな気持ちだったのだろうか。松浦家は明治天皇の母方祖母の実家であるとの説明にもちょっと驚いた。 ![]() ![]() 美術散歩 管理人 とら HP
by cardiacsurgery
| 2008-10-18 06:59
| 国内アート
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