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尾形光琳生誕350周年記念ということである。光悦・宗達→光琳・乾山→抱一・其一という3世代、6人の作品を比較しながら、琳派という華麗な世界を展観するもの。
2004年に東京国立近代美術館で「RIMPA展」前期、後期、引き続いて日本橋三越で「日本の美 琳派展 2004」が開かれたし、2006年には出光美術館で「風神雷神図屏風」、さらに2008年の今年は東博の「対決展」で《宗達vs光琳》を見たばかりなので、多少食傷ぎみであるが、上記の三世代の「継承と変奏」という副題につられて出かけてみた。 展示がリスト順になっていないので混乱する。展示期間が6期に分かれているからなおさらである。リストはその日に展示されているものを、展示順に並べなければ意味がない。現在展示していないものについては、ネットに載せておくだけで十分だろう。 したがってブログの記事も書きにくいのだが、一応リストに従って書いてみる。今回は第1期。 第1章 本阿弥光悦・俵屋宗達: 二人のコラボの《鶴下絵三十六歌仙和歌巻》は何度も見ているが、鶴の集まっているところが好きだ。《色紙貼付桜山吹図屏風》は、菊のモコモコが面白い。 厳島神社の《平家納経 願文》の宗達筆の表紙・見返し↓を見られたのは良かった。 京博にある国宝《蓮池水禽図》↓は墨の濃淡、滲み、ぼかしなど秀逸の作である。《鴨図》も良かった。 光琳の《牡丹図》は、宗達の《牡丹図》と並べて展示されていた。光琳の《槙楓図屏風》↓は、宗達の《槙楓図屏風》↓↓のまったくのコピーである。 その他のお気に入りは、《太公望図屏風》、《鵜舟図》、《槙図屏風》、《四季草花図巻》↓、《仕丁図扇》、《寿老人・山水図団扇》、《李白観瀑図》など沢山。 第3章 光琳意匠と光琳顕彰: 美しい光琳模様の小袖が出ていた。江戸時代の永田友治の硯箱などがいくつも出ていたが、光琳風の最たるものである。 光琳の《琴高仙人図》や《禊図》は、抱一によってコピーされ、《光琳百図》の中にも取り込まれている。 第4章 酒井抱一・鈴木其一: 抱一のお気に入りは、虎に乗った《青面金剛像》、谷文晁を真似た《水月観音図》、《松風村雨図》、新吉原の花扇を描いた《遊女立姿図》、《宇治山図屏風》、《新撰六歌仙・四季草花図屏風》、《月に秋草図屏風》、《柿図屏風》、《四季花鳥図屏風》、《青楓・朱楓図屏風》、《白蓮図》↓、《四季草花蒔絵茶箱》など多数。今回の展覧会では、抱一が他の3人を圧倒していたと思う。 美術散歩 管理人 とら HP
by cardiacsurgery
| 2008-10-17 10:50
| 国内アート
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