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この展覧会は、わずか5週間なのに、前期・後期に分かれているから忙しい。前期の記事は、こちら。前から約束していた日曜日のお昼を川崎市の鷺沼で済ませてから、田園都市線・副都心線・バスで板橋区美術館に着いたのが、午後3時。
お目当ての記念講演会、小林忠氏の「私の好きな北斎」は半分ほど終わっており、満員でもあったのだが、何とかお願いして立見させてもらった。記憶に残った点をいくつか紹介する。マイクなしの講演を遠いところから聞いていたのであるいは誤解があるかもしれないが、スライドは単眼鏡でしっかりと見ていた。 この後期に出ている《涼をとる美人図》↓は、面長の楚々とした宗理美人として好きだとのこと。 ![]() ![]() ![]() ![]() 他の美人画としては、江戸博の「北斎展」に出てきた《夏の朝》。鏡で化粧する女性。衣桁には男性の着物。「最近は、男より早く起きてお化粧をする女性は少ないでしょうね」とのジョークに会場大笑い。 これも江戸博で65年ぶりに公開された《四季耕作図》に描かれている農民が、拡大画像で詳細に紹介された。 最後に娘の葛飾應為が出てきた。北斎が「お栄」えを「オーイ」と呼んでいたから「應為」となったとの説はしっていたが、小林氏は「北斎の為一に応えた」からだという説も紹介された。作品は今回出ている《吉原格子先の図》↓が中心であるが、メナード美術館の《夜桜美人図》の画像も出てきた。彼女のテーマは影であり、北斎は人物に関しては娘のほうが巧いといっていたとのこと。 ![]() ![]() ![]() ![]() 後期は、蹄斎北馬が11点もでており、その特徴である「つり目・うけ口・面長」の女性たちをしっかり鑑賞した。こういった顔は、あまりマイタイプとはいえないのだが、一枚画像を上げるとすれば、《立美人図》↓。 ![]() ![]() ![]() ![]() 蹄斎北馬0-100%、魚屋北渓20-90%、葛飾応為20%、柳々居辰斎55%、昇亭北寿70%、抱亭五清3%、卍楼北鵞75%、葛飾北一50-85%、一昇90%、春好斎北州3%。とにかく、いろいろ楽しませていただいた。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2008-10-07 19:49
| 浮世絵
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