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1900年のパリ万博の出品には、宮内省もに関わることになり、帝室技芸員を中心に23名の作家に制作の御下命があった。 この展覧会は、これらの万博出品作に、同時代の帝室技芸員の作品を加えて、4期に分けて展示されている。第1期の記事はこちら。
今回は、「パリ万博-御下命制作品」が8点。前回よりも3点多い。またパンフレットの表紙に載っている2点はいずれも第2期のものだから、今期が本番というべきなのだろう。 ![]() ![]() ○伊藤平左衛門《日本貴紳殿舎計画図》: 別画面は第1期にも出ていたが、今回の画面の中では富士山が描かれた「食堂正面床廿分一」が制作費1200円。 ○川之辺一朝《石山寺蒔絵文台硯箱》↓、制作費は2500円。 ![]() ○並河靖之《四季花鳥図花瓶》↓(ポスター↑): これは有線七宝の絶品である。上述の七宝展にもこれほどのものはなかったような気がする。あまりの美しさにその場に立ち尽くす。 ![]() ![]() 「宮殿を彩った帝室技芸員の作品」としては、下記のものが出ていた。パリ万博出展作に劣らぬ作品ばかりである ○野口幽谷《智仁勇》: 熊・鷹・鯉の3幅対。病気のためパリ出展を辞退した画家の作品。たしかにおとなしい絵である。 ○鈴木長吉《百寿花瓶》: 銀の鋳造。 ○宮川香山《青華氷梅紋花瓶》: 青地に白の梅が美しい真葛焼。本展のポスターの表紙↑にも載せられている。 ○伊藤平左衛門ほか《桑木地飾棚および棚飾品》: 素晴らしいものがおおかったが、特に濤川惣助の《双蝶七宝香合》と川島甚兵衛・荒木寛畝らの《古今集歌絵画帖》がが引き立っていた。 ちなみに、今後の会期は下記のようである。素晴らしい展示を無料で見られる好機です。 第2期:8月30日(土)~9月27日(日)美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2008-09-07 08:51
| 国内アート
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