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ジョン・エヴァレット・ミレイ (1829-96、自画像↓) は、ロセッティやハントとともに「ラファエル前派兄弟団」の創立メンバーであるため、展覧会ではラファエル前派の一員として登場することが多い。
![]() しかし、ミレイがラファエル前派の一員として先鋭的な絵画活動をしたのは、1848ー53年という短期間に止まっており、その後はロイヤル・アカデミー会員として、歴史画・人物画・風俗画・風景画といった広いジャンルで古典的な画を描き、最後にはロイヤル・アカデミーの会長となるなど、むしろ保守的な画家となっていたのである。 こういったミレイの全貌をあらわにする回顧展が、東京で開かれることになった。この展覧会は、ロンドンとアムステルダムで開かれてきたレベルの高いものであり、ロンドンでの展示内容もネットで公開されている。 という次第で、初日の朝一番で、家内と一緒に並んでしまった。正直に言うと、先着の観客に特製クリア・ファイルがもらえるということにも釣られていた。私は48番目の入館者であり、開場前には100人ぐらい並んでいたが、帰るころにはまったく並んでいなかった。ミレイとミレーの違いを認識している日本人はそれほど多くないのかもしれない。もっともわれわれ美術ブロガーはその例外かもしれない。会場で、えりりさんにお会いした。 素晴らしい展覧会なので、記事が長くなってしまいそうである。そこで、ここでは章別にお気に入りをあげていくだけにしたい。 1.ラファエル前派: まず、1849年頃の《両親の家のキリスト(大工の仕事場)》↓。この象徴的でありながら写実的な宗教画は当時評判が悪かったとのことだが、現代の目でみるととても面白い。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 《使徒》↓は当然男性だが、このモデルは女性。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2008-08-31 09:00
| 国外アート
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