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金沢21世紀美術館は、現代美術を扱いながら大変な集客をしている美術館。2007年度の入館者数は133万人とのこと。とくに先生に引率された子供を引きつけることによってその親たちを美術館に来させた蓑 豊 初代館長の作戦が効を奏したようである。
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() サイトウ・マコトはグラフィック・デザイナーとして有名であるが、今回は絵画の展覧会である。似たようなタッチの画が50点も出ていた。映画から切り取ったシーンをもとに、デジタル手法で描き出した独特なテクスチュアーの絵画である。 ![]() ![]() 展示室7にある《面会人1_a》の抱き合う2人、《イノセント》のピストルなど、映画の一シーンなのだろうが、デジタル表現を使っているためか、その色合いは不思議な構成となっている。 展示室8では、《チョイス01》の三輪車に乗る2人の子供、色違いの《キューブリック少年期》、両親と子供のいる《ビーチにて》など、映画監督キューブリックの憧憬から生まれた作品。 展示室9・10には、《氷壁》のシガーと白い壁、《報酬》のソファーと水害、《漂流》の4人、《記念日》の昔の思い出といった大人向きの作品が出てくる。 展示場11では、白い人間がもう一人の人間に覆いかぶさる《イブニングニュースペーパー》、ムンクのような逆光ととろけるような太陽を描いた《サン》、青と黒のバリエーションである《マイセルフ・ポートレート》、めがねをかけた《ポートレート・オブ・ジャン=リュック・ゴダール》、3人の《ジャンピング・ガール》、青と白のバリエーションの《蒼い日》と《モーション01》など多彩なモチーフの作品が並んでいた。 展示室12には赤い《包容》と《祈り》、りんごを肩に載せた《果実》が出ていた。これらは「生きていく上で人間が必要とするもの」ということで、デジタルな手法でナチュラルなものを描き出している。 最後の展示室14は、映画監督ミケランジェロ・アントニオーニのポートレートの7点のバリエーション。 結局、不思議な画を沢山見せられたのだが、これはこれでオリジナリティがあって良いのではないかと思った。 「日比野克彦アートプロジェクト」↓は観客参加型の展示で、舞台と観客の両方に参加するようで、子供たちの好奇心をかきたてていた。 ![]() HP
by cardiacsurgery
| 2008-08-05 21:20
| 現代アート(国内)
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