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東京藝術大学大学美術館では、現在「バウハウス・デッサウ展」が華やかに開催されているが、その陰で静かにコレクション展が開かれている。
清長のことは、放送大学研究年報 第二十五号(2007)(十一‐二十九)頁に発表された放送大学 島内裕子 准教授の論文『東京藝術大学大学美術館蔵「徒然草画巻」(第五十三図)の紹介と研究』の中で明らかにされたのである。 インターネットで公開されているこの論文を十分に研究して、このコレクション展を観にいった。 画巻は3巻からなるものであるが、今回公開されているのは第三巻所収十八図のうち、第三図から第八図の6図である。 ■第三図: 高嵩谷画。木から下りようとする男と、地上でこれを見守る老人(109段) ■第四図: 嵩涛画。川を渡ろうとする牛車を曳く牛飼い童とそれに注意を与える従者(114段) ■第五図: 清長画。室内の3人の男性と道を歩く3人の女性(117段) ■第六図: 画家不明。坐って鏡を覗き込む僧侶(134段) ■第七図: 仙江写。立て膝で、三里に灸をすえる僧侶(148段) ■第八図: 画家不明。両足を揃えて立て、灸をすえる僧侶(148段) この中でもっとも興味があるのは、清長画とされる第六図である。説明のため、ここで島内氏の論文内の【図版12】を引用させていただくことをお許し願いたい。この画像をクリックすると論文に掲載されている大きさになる。 友とするに悪き者、七つあり。一つには、高く、やんごとなき人。二つには、若き人。三つには、病なく、身強き人、四つには、酒を好む人。五つには、たけく、勇める兵。六つには、虚言する人。七つには、欲深き人。酒を好む悪い友が何人も描かれているが、この画はどのように解釈したら良いのだろうか。 美術散歩 管理人 とら HP
by cardiacsurgery
| 2008-06-20 19:56
| 浮世絵
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