記事ランキング
ブログパーツ
最新のトラックバック
外部リンク
以前の記事
2021年 01月 2020年 11月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 07月 more... カテゴリ
全体
国外アート 西洋中世美術 ルネサンス バロック 印象派 印象派後期 現代アート(国外) 東洋アート 仏像 国内アート 江戸絵画(浮世絵以外) 浮世絵 近代日本美術 戦争画 現代アート(国内) アート一般 書籍 音楽 映画・写真 講演会 北海道の鈴 東北の鈴 関東の鈴 中部の鈴 関西の鈴 中四国の鈴 九州の鈴 ヨーロッパのベル アジアのベル アメリカのベル オーストラリアのベル 未分類 フォロー中のブログ
検索
その他のジャンル
ファン
ブログジャンル
画像一覧
|
これもバルボアパークの中にあり、サンディエゴ美術館の隣りにある立派な建物である。
![]() 観た順にお気に入りをあげていく。 1.イタリア・スペイン絵画: ○グエルティーノ《放蕩息子の帰還》・・・有名なルカ伝の物語。ある男が二人の息子に財産を分けてやった。弟は家出し、放蕩して財産をなくし、後悔して帰宅した。父は手放しで歓迎し、左の召使に衣服を持ってこさせる。 ![]() ![]() ![]() ○ブリューゲル《種まく人の寓話》・・・この有名な画に思いがけず遭遇して興奮した。マタイ福音書の物語。右の高地で農夫が種を蒔くと、鳥が掘り返して、その高地や中央に描かれた肥沃な土地に落とす。前者は芽を出さず、後者は育って何倍にもなっていく。河の向こう岸に何艘かの船が着いており、群集がキリストの説教を聴いている。良い土地と悪い土地とは、「神の言葉を聞く人と聞かない人がいる」ということである。これは曽野綾子の「ブリューゲルの家族」(光文社文庫)第19章「種まく人の譬えの描かれている風景」に説明されている。この画を見られただけでサンディエゴに来た甲斐があったといえる。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ○シャンパーニュ《盲人を癒すキリスト》・・・2007年9月20日にジュネーブを離れたのだが、ちょうどその日からラート美術館で「シャンパーニュー展」が開かれているのを切歯扼腕しながら見送った。その時にこのティムケン美術館の《盲人を癒すキリスト》が出展されていたのであるが、8ヶ月遅れでサンディエゴで拝見することができた。大感激。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ○ビアシュタット《ヨセミテの滝》・・・19世紀のドイツ生まれのアメリカ人風景画家。政府の西部の地図作成隊に同行した。この画はニューヨークに帰ってから描いたもの。手前に画材が描かれている。滝の名はCho-looke。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ○15世紀両面イコン《セバステの40人の殉教者と灼熱の炉の4人の男》・・・この不思議な布は両面が見られるように展示されていた。おそらく説教台に使ったものではないかとのことである。 一面は、4世紀に、キリスト教を信じた40人のローマ兵士が裸足で結氷した湖に立たされて殉教するところ。そのうちの1人は転宗して湖岸の家に入っていくが、後の39人が節を全うすることに感動した執行者が自らの衣服を脱いで殉教に加わった。殉教者の上にはキリストと殉教の冠が舞っている。 ![]() ![]() 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2008-05-17 03:03
| 国外アート
|
ファン申請 |
||