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英国現代美術界でもっとも重要な賞の一つである「ターナー賞」。この賞は、年1回、数名の英国人および英国在住者のアーティストをノミネートし、その作品を展示、最終選考で1名を選出するものである。
![]() 中には、ライトを間欠的に点けるだけの部屋など、とても・・・というものもあったが、一応共感できたものを列記する。 ○1986.ギルバート&ジョージ《Death of Life》: 中央上部に黄色い洋服を着た画家二人が立ち、下部には失業問題を抱え苛立つロンドンの若者を赤・黄色で描いた11mの超大作。とても迫力がある。 ○1991年.アニッシュ・カプーア《Void No3》: 真っ黒な円盤。正面に向き合うと、眩暈を感じて、気持ち悪くなる。観客との相互関係を狙ったアートであるそうだが、わたしには十二分に感じ取ることができた。 ○1993年.レイチェル・ホワイトリード《House》: 壊す建物の内部にコンクリートを流し込み、その外壁を少しづつ外して写真を撮っていく。最後にこのコンクリートを残すことが住民に拒絶され、取り壊された。そこでガランドウになった庭の写真まで登場してくる。これは皮肉なのだろう。 ○1995年.デミアン・ハースト《Mother & Child Devided》: ポスターに載っているように、実物の牛と子牛を矢状面で切断し、ホルマリン漬けにしたもの。興味本位のアートであるが、観客が良しとすれば良いのだろう。 ○1997年.ジリアン・ウェアリング《Sixty Minuite Scilence》: 60分間動かないことを求められた人たちを動画で撮っている。とても面白い。ずっと付き合うわけにもいかないので、その場を離れた後、大きな叫び声が聞こえた。60分が終わったのだろう。 ○1998年.クリス・オフィリ《No Woman, No Cry》: 殺害された黒人少年Stephan Lawrenceの白人容疑者が無罪になったことに抗議するという社会的なメッセージを持っている。涙のモザイクの中に少年の顔が描き込まれている。今回のマイベスト。画像はチラシから。 ![]() ○2003年.クレーソンー・ペリー《We have found the Body of your Child》、《Golden Gohst》: 古典的な壷に、微細な画が描かれ、金なども使った 華やかなアートであるが、そのメッセージは社会的で、前者はは児童虐待、後者は少年少女の非行をテーマにしている。 ○2004年.サイモン・スターリング《Memory ob Bucket》: ビデオ作品。クエーカー教徒の平和と安寧へのメッセージ。そばに↓の大きなポスターが置いてあったのでもらってきた。もちろん日本語訳も張り出されていた。 ![]() 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2008-05-06 19:30
| 現代アート(国外)
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