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![]() ![]() 1954年の《窓辺》↓は、当時としては例外的な着衣像で、師のお嬢さんをモデルにしたものである。ベランダに工夫を加えて描いているが、画の背景から整えるという中山のやり方は当時から存在していたのである。 ![]() 今回の展覧会にも、1963年のコンテ《初めての良江》が出展されていたた。ふくよかさの残ったとても美しい横顔である。襟元をみると、どうも和服のようだが、そこのところは定かではない。このようにして、中山は裸体像から着衣像を描くように変身したのである。 当時の写真をみると、夫婦そろっての美男美女である。1966年の《椅子に倚る》↓にはまだあどけなさが残る夫人が描かれているが、そのエプロンは嫁入り道具の鏡掛けであるという。 ![]() 会場は、美しい装い、見事な装身具を身につけた夫人の姿で満ちあふれている。左は1980年の《妝う》、右は1992年の《MADAME YOSHIE NAKAYAMA》である。 ![]() ![]() いくら美人といっても年齢とともに次第に容色に変化がくるので、目の周りの描き方などに少しずつ変化がつけられている。しかし良江夫人は中山のミューズである。すでに中山は女性の外見を描くというよりもその内面を描くという域に達しているようだ。 1993年の《雅子妃殿下》の素描も素晴らしかった。 美術散歩 管理人 とら HP
by cardiacsurgery
| 2008-04-04 22:18
| 現代アート(国内)
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