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あの横浜美術館の「東山魁夷展ーひとすじの道」からもう4年経っている。その時のホームページの記事をみると、魁夷の《道》をはじめとするやわらかで心象的な風景画や唐招提寺の障壁画などに酔いしれたことを思い出す。その図録を取り出してみると、その表紙は《たにま》↓。4年もすると細かいことはすっかり忘れている。
ブロガー・プレビューのもっとも良いところは、単に空いているとか、無料であるとか、あるいは写真撮影ができるといった即物的なことではなく、顔なじみの美術愛好家が急に現れて、一緒におしゃべりできるという点にあるようだ。大勢の観客がいないので、多少の声は許されるということである。 例えば、展示されていた上述の《たにま》の完成にいたるまでのスケッチや下絵の前で、このように写実的なスケッチからデザイン的というか心象的といったようなやわらかな画に変換させていく魁夷の作業工程について、みんなで楽しく討論しあった。最後には、「このスケッチのうち、1枚あげるといわれたら、どれをもらうか」といったたわいのない会話もでてきた。 東山魁夷は昭和を代表する日本画家であるが、ヨーロッパ留学が彼を支えていたことは彼のヨーロッパの都市や建物の画を見るとよく分かる。むしろ湿り気のないヨーロッパを題材にした画↓のほうが、気楽に描かれているような気さえする。これらが世界的に通用するものであったため、外国で何回も顕彰を受けたのであろう。 最後に、近くのビヤホールで予定外のオフ会。ドイツに縁のある魁夷に「ミュンヘンビール」、じつはエビスビールで乾杯した。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2008-03-30 15:11
| 国内アート
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