記事ランキング
ブログパーツ
最新のトラックバック
外部リンク
以前の記事
2021年 01月 2020年 11月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 07月 more... カテゴリ
全体
国外アート 西洋中世美術 ルネサンス バロック 印象派 印象派後期 現代アート(国外) 東洋アート 仏像 国内アート 江戸絵画(浮世絵以外) 浮世絵 近代日本美術 戦争画 現代アート(国内) アート一般 書籍 音楽 映画・写真 講演会 北海道の鈴 東北の鈴 関東の鈴 中部の鈴 関西の鈴 中四国の鈴 九州の鈴 ヨーロッパのベル アジアのベル アメリカのベル オーストラリアのベル 未分類 フォロー中のブログ
検索
その他のジャンル
ファン
ブログジャンル
画像一覧
|
家内は何度も「般若心経」を写経して、薬師寺に納経している。最初は奈良に旅行した折に薬師寺で写経セットを買い、自宅で墨で書いて郵送した。薬師寺にはこれを永久保存する納経堂があり、ずらーっと並べられているという。薬師寺からは「ご結縁番号」が送られてきており、納経堂にはその順番で収められているらしい。
父親の7回忌の際には五反田の別院で丁子を咥えて墨を摺り、袈裟を懸けて写経したという。調べてみると2002年に三越で開かれた「持統天皇千三百年玉忌大講堂復興記念 薬師寺展」の招待券や割引券↓もでてきた。1971年には三越で月光菩薩が展示されたというが、そのころは外国に住んでいたので、どのように展示されたのかまったく知らない。 最初におおまかな説明があった。今回の出品数は47と少ないが、国宝8点を含んでいるので、じっくりと楽しんでもらいたいとのことである。 第1章 薬師寺伽藍を行く: まず初期神像彫刻の代表作品として教科書に出てくる薬師寺の鎮守・休ヶ岡八幡宮の《三神坐像》↓が、狛犬や板絵神像とともに赤い色の社殿に収まっているように展示されている。三神はいずれも彩色が良く残っている。中央の僧形が応神天皇、右の女神が母の神功皇后、左の女神が皇后の仲津姫命に擬されている。 説明によると、日光菩薩は2.3トン、月光菩薩は2.0トンと大分差がある。今回は、中央の薬師如来がないので、二つの菩薩の間に立ってみると、あきらかに前者↓の腹部が膨らんでおり、後者↓↓はすっきりとしている。 2.草創期の薬師寺: 平城京に移転する前の藤原京の本薬師寺の遺跡からの出土品。塑像、壷、碗、瓦などあるが、あまり興味が湧かない。 3.玄奘三蔵と慈恩大師: ここで一週間前に見た「ナーランダ・トレイル展」としっかり繋がってきた。まず玄奘の旅の地図が出てくる。その終点は「ナーランダ大学(寺)」である。 4.国宝 吉祥天像: インド神話の幸運と美の女神ラクシュミーが、仏教に取り込まれて福徳の神となっている。思ったより小さな画であるが、暗い中で眼を凝らすと、素晴らしい唐の衣裳を着けた天女のような少女が、すべての願いを叶えてくれる赤い宝珠を持っている。 美術散歩 管理人 とら HP
by cardiacsurgery
| 2008-03-25 23:11
| 仏像
|
ファン申請 |
||