記事ランキング
ブログパーツ
最新のトラックバック
外部リンク
以前の記事
2021年 01月 2020年 11月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 07月 more... カテゴリ
全体
国外アート 西洋中世美術 ルネサンス バロック 印象派 印象派後期 現代アート(国外) 東洋アート 仏像 国内アート 江戸絵画(浮世絵以外) 浮世絵 近代日本美術 戦争画 現代アート(国内) アート一般 書籍 音楽 映画・写真 講演会 北海道の鈴 東北の鈴 関東の鈴 中部の鈴 関西の鈴 中四国の鈴 九州の鈴 ヨーロッパのベル アジアのベル アメリカのベル オーストラリアのベル 未分類 フォロー中のブログ
検索
その他のジャンル
ファン
ブログジャンル
画像一覧
|
ユニークな企画展である。
伊達政宗に派遣されローマ教皇との謁見を果たしたものの、帰国時にはすでに厳しいキリスト教弾圧が行なわれていたという非運の武士、支倉常長のことなどは、キリスト教が禁止されていた江戸時代には公にされることはなかった。 しかし、明治に入り、常長が持ち帰った品々が公開されるや、人々の大きな驚きと感慨を呼び起こし、日本画の分野に登場した「歴史画」の格好の題材としてもとりあげられた。 この展覧会は、南蛮や紅毛の世界に触発され、思いを馳せた画家たちの作品を展望するもので、次の5章にまとめられている。 第1章 政宗と常長ー歴史画のなかの南蛮: 《十字架及びメダイ》↓は、仙台市博物館所蔵の慶長遣欧使節関係資料で、国宝である。同じく国宝の《ロザリオの聖母像》も出ている。これらは以前に仙台で観たことがある。 第3章 南蛮・紅毛の追憶: 金森観陽の《南蛮来》↓。大正時代の作であるが、南蛮屏風の世界である。虎・孔雀・洋犬など、役者が揃っている。 第4章 夢想する人々: 竹久夢二も南蛮渡来の世界を描いている。《邪宗渡来》↓。楽器を吹く男、頭光をいただく二人の宣教師、しなをつくる日本の女二人、そして頭を垂れている女性信者など夢の世界なのだろう。 第5章 信仰、禁教: 《板踏絵 キリスト像》↓は長崎奉行所キリシタン関係資料。 美術散歩 管理人 とら HP
by cardiacsurgery
| 2008-03-22 07:57
| 国内アート
|
ファン申請 |
||