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福岡アジア美術館の交流ギャラリーで開かれている研究発表展。コンピュータ工学の進歩により、アートの世界にもイノベーションが起りつつあるが、ここでは大学院教育として実践された新しいコンテンツ開発の結果が発表されているのである。
![]() ![]() 同様なことは、心拍数や血圧の変化からも捉えることができるだろう。愛情で「胸がどきどきする」ことは心拍数の増加、怒りで「頭がカッカとする」ことは血圧の上昇を入力信号として捉えることができるだろう。 ただ、こういった古い脳の情動の変化を捉えたあと、これをどのように機械が表現していくのだろうか。音楽や絵画に変換していくには高度に藝術的な才能を必要とするだろう。 ![]() 同様なデジタル・ブックは、東京・五反田のDNPラボで見た。これも「ページをめくる」という動作を使っていた。そして新しく開いたページには光が当たるようになっていたと思う。DNPの記事はブログのここに書いてある。競争者は多い。「どういうものができるか」というアプローチもさることながら、「どういうものが要求されているか」という思考が必須の領域のようである。 ![]() 人間の動作を入力情報としているが、人間の精神的な営みとの関係づけがなければ、単に美しいアートを人間が作っているに過ぎないことになる。これは「アクションペインティング」を電子化したものであるともいえる。 ただ作成されたアートがどのように評価されるかは、気まぐれな美術評論家次第となってしまうかもしれない。 ![]() 化粧というものを文化と捉え、それを保存していくという思考過程は非常に柔軟で、アートの真髄に触れている。 この研究は、表情を有するロボットの研究に発展していく可能性を秘めている。 ![]() このような先進的な領域に挑戦しておられる大学院生たちの目が輝いているのをみて頼もしく思った。勝手な感想を書いてしまったが、コメントをいただければ幸いです。誤りを指摘していただければ、修正します。 最後に展示室の情景とギャラリートークをやっていただいた院生さんの写真を1枚。ありがとうございました。 ![]() 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2008-02-24 12:56
| 現代アート(国内)
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