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損保ジャパン東郷青児美術館大賞受賞記念展である。この賞の受賞者には、贋作で取り消しになった和田義彦(前回の展覧会、贋作問題)もその中に入っているが、宮永岳彦、島田章三、大沼映夫、奥谷博、山本貞、池口史子、大津英敏(前回の展覧会)、元永定正など錚々たるメンバーがいる。
小杉小二郎氏は東大安田講堂の壁画を描いた有名な小杉放菴の孫。一旦工業デザイナーとなるが、画家に転向し、中川一政の弟子となった。現在フランスと日本を拠点に活動中。 油彩の静物画や風景画は穏やかで色彩が豊かである。しかし現実味に乏しい。冷たさはないが、デ・キリコの形而上絵画に近いものを感じる。幻想的というよりも空想的で、理解を超える表現も少なくない。陰影のある画もあるが、全体として平面的である。最近見た熊谷守一に通じるものがある。 ![]() ![]() ![]() ![]() コラージュやオブジェには共感できるものが多く、どちらかというと油彩よりもこちらのほうがお気に入りである。鏡を使った《本音と建前》などのユーモア作品、《小象のタンゴ》↓のようにネットによる錯視効果を狙った革新的作品は素晴らしい。 ![]() 美術散歩 管理人 とら HP
by cardiacsurgery
| 2008-02-07 20:38
| 国内アート
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