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日本語にしてしまうと変な題の展覧会だか、英語にするとEmerging Artists in Meguro-Seven Artists, Seven Aspects。こちらのほうが分かりやすいがAspectとは変な表現。Seven Emerging Artists in Meguroでいいのではないか。
この美術館は自宅から近いが、会期末にブログ情報を参考に行ってきた。土曜日なのに空いている。現代美術の受容はこんなものなのか。もちろん人のことは言えない。 1階と中2階にあるのは瀧健太郎のビデオ・インスタレーレーション。1階のものは沢山の窓に男性や女性の身体の一部が出てきて動いている。題して「Living in the box」。身体の部分を分裂して動かしてみるとどうなるかが分かる。一部は女性、一部は男性のように見えるが、単一の人間にしてみたほうが面白かったのではなかろうか。中2階のものはいくつかの斜めに配置された矩形に投影される動きのある映像で、とくに面白くはない。 2階でまず入った部屋は源生ハルコの鉛筆画。すばらしい感覚のやさしい画が並んでいる。お気に入りは↓《促選緑》。題の意味は不明だが、緑が美しい。キャプションで題の説明をしたほうが良かった。アートは作る方と観る方が一体となって初めて完成するものだから。 屋代敏博の《銭湯シリーズ》。男湯と女湯の内景を異なる角度で撮影し、中央でくっつけたもの。一つ二つなら面白いというところだが、あれほど多いと芸がないということになる。 東亭順の空を切り取った写真は綺麗だが飽きる。階段の途中の天井に設置されていた《Underworld》は淡青の空に不思議な模様が浮かんでいて感動する。布・インクジェット・ビーズ・色鉛筆と書いてある。どのようにに作ったのか分からないが、良いものは良い。 野村恵子の「Water from red sky 2007」はとても良かった。写真集《bloody moon》の沖縄・宮古島の妊婦ヌードも美しい。こういう主題の写真を綺麗に撮れる人も少ないのではあるまいか。 総じて見ると、とても良い展覧会だった。将来性のあるアーチストが目黒区には揃っている。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2008-01-12 22:32
| 現代アート(国内)
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