新春「近代日本の美術」 @東京国立近代美術館

　「平成19年度第4回所蔵作品展」という色気のない題の展覧会。お気に入り写真をあげる。戦争画は別項。

■　吉村忠夫《燈籠大臣》：　信仰の厚い平重盛。ただし坊さんでなく、大勢の女性と祈るところがいかにも平家。■　小茂田青樹《虫魚画鑑》：　全部↓を見ることができた。以前くもの巣の画像をアップしたので、今回は蝶々の画像↓↓とする。■　斉藤豊作《夕映の流》：　フランスで幸せな人生を送った画家の幸せさがあふれる作品。■　辻　永《椿と子山羊》：　斉藤の隣に並んでいた画。なんとなく平和な感じが良いので撮影した。　新春らしい選択だっただろうか。最後に、新春らしくはないが、もう一枚。

■　岡本太郎《燃える人》：　1954年3月1日にビキニ環礁で水爆「ブラボー」を被爆した第5福竜丸の船員23名。原爆を主題にした《明日の神話》にも小さく福竜丸が描かれていた。
美術散歩　管理人　とら