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陽明文庫は1938に近衞文麿(近衞家29代当主)が設立したもので、近衞家が宮廷文化の中心として護り伝えてきた文書や宝物を収蔵している。
このたび陽明文庫創立70周年を記念して、陽明文庫の所蔵品に、皇室に献上された作品などをくわえて陳列された。新年早々の鑑賞会である。 ![]() 第1章 宮廷貴族の生活 ![]() 室町時代の《藤原鎌足像》、鎌倉時代の《春日鹿曼荼羅図》などの絵はなかなか良い。藤原道長自筆の日記である《御堂関白記》→、伝宗尊親王の《歌合巻第六》、《類聚歌合(二十巻本歌合)》は以前の「書の至宝展」で観たものである。《源氏物語》は、素晴らしい筆致。いずれにせよ、これらの書をしっかりと観るには単眼鏡が必要。 第2章 近世の近衞家 絵として楽しんだのは、人名の漢字を崩して描いた《柿本人麻呂像》や近衞信尹の《源氏物語和歌色紙貼交屏風》などであり、書としては後陽成天皇・近衞前久・近衞信尹の《一座之詩歌》。 第3・4章 家熙の世界 江戸中期の当主で書画、茶道、華道、香道に精通した当時の宮廷文化の第一人者である家熙たちの作品。《隷書心経》は美しく、名筆の集大成《大手鑑》は見事。美しい表具裂が沢山出ていたが、《表具裂 白繻子地「IHS」文字入りメダイヨン花唐草模様》まであるのには驚いた。絵では、家熙自身が描いた《花木真写 》↓の他、家熙が詞書を書いた《宇治拾遺物語絵巻》、《賀茂祭絵巻》、《春日権現霊験記絵巻》↓↓など素晴らしいものが多かった。家熙の臨書のうまさには舌を巻いた。 ![]() ![]() 第5・6章 伝世の品 近衞家熙遺愛茶杓箪笥には31本の有名な茶杓、青磁鳳凰耳花《銘千声》、酒井抱一の《四季花鳥図屏風》↓は美しい。 ![]() ![]() ![]() 美術散歩 管理人 とら HP
by cardiacsurgery
| 2008-01-03 17:06
| 国内アート
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