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ギャラリー・トークを聞いたので、簡単なメモを↓
1.ポップ百出 Multiplicity of POP リキテンスタイン《ヘアリボンの少女》、ウェッセルマン《浴槽コラージュ》↓、ウォーホル《モンロー》などのアメリカ作品。大量消費・複製されるものたちが対象。 2.ポップ共振 Resonance of POP 上記に反応した日本の画家。清水晃《色盲検査表》は数字よりも消費されるものの写真のほうが目立つ。タイガー立石《アラモのスフィンクス》↓はアメリカの傘を享受している60年代の日本人。小島信明《ボディー》もアメリカ国旗をかぶっている。 3.ポップ反転 Reversal of POP 横尾忠則《花嫁》や篠原有司男《花魁》は、日本的なものを平面的に描き、外国人から注目される。柳幸典《ヒノマル・コンテナー》には、¥の光があり、外見は前方後円墳に似せてあり、エコノミックアニマルと天皇制というものが象徴されている。彼の《トウキョウ・ダイアグラム》の地下鉄路線図の中央の皇居も天皇制を意識している。 大竹伸郎の《ぬりどき日本列島》は、線からはみ出さない日本人の考え方と一致している。会田誠の《戦争画RETURNS》↓は戦争への賛美や非難ではなく、彼の想像による戦争である。 4.ポップ偏在Ubiquity of POP ポップの日常化ということである。小沢剛の《地蔵建立シリーズ》には、あちこちに地蔵が書き込まれている。奈良美智の《White Night》や《サヨン》はもとは自分を書いたものであるが、そのニセモノが登場するなど、彼の作品がPOPのイコンとなってしまった。森村泰昌の《批評その愛人A》は、セザンヌの製作過程に入り込み、自分もその中に入るという複製である。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2007-12-24 22:50
| 現代アート(国内)
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