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上野の東博から新宿に移動して、山口晃トークライブ「年忘れ!山愚痴屋感謝祭!!」へ。今をときめく山口さんのトークショー。彼のトークショーは丸善、練馬、新宿と3回目。これもさちえさんやTakさんからお誘いを受けたおかげである。
第一部(墨の速筆): 例によって筆の使い方が、絶妙。内容は今の時代を江戸時代が風刺した戯画。今年を代表する漢字『偽』から始まる。ミートホープ、白い恋人、吉兆、赤福、クリスピー・クリーム・ドーナツなどを武者や坊主や栗などが皮肉る。山口さんは軽快なステップを踏みながら、駄じゃれを加えつつ洒脱に話された。中味は、以前、丸善で聞いた話に比べればイマイチだが、練馬で聞いた話とは同程度で、若者対象のエンタティメントとしてのこのぐらいだろう。 何回も個展(①、②、③)を開いたり、NHKのトップランナーに出演したりして、山口さんは今年の年男である。そういう意味では、このトークショーは年末の紀伊国屋サザンシアターのイルミネーションだった。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2007-12-16 19:19
| 現代アート(国内)
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