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後期展示のうち、先述した甲斐庄楠音以外のお気に入りを列挙する。「説明ご無用の美人たち」ですが、蛇足をすこしずつ付け加えます。
1.東京 榎本千花俊《揚々戯》↓・・・「揚々」とは「ヨーヨー」のこと。背景にクリスマスツリー。でも天井の風船が古臭い。昭和8年の作。千花俊は昭和3年にビリヤードを楽しむ二人の女性を描いた《撞玉戯》を出品して以来、モダンスタイルの若い女性を多く描き、今回も東京国立美術館所蔵の《銀嶺》が出ていた。大正シック展で観た《銀嶺》はホノルル美術館のもの。《銀嶺》は2枚あるのだろうか。 2.京都 木村斯光《もだえ》↓・・・大きく横に張り出した燈籠鬢、島田髷に結った女性が、合わせた手を頬にあて甘えるような目つきで振り返っている。唐獅子と火焔の模様の赤い着物と牡丹模様の黒い帯のコントラストは絶妙である。前期から通しで出ている《清姫》のような毒気は感じられない。 3.大阪 北野恒富《暖か》↓・・・本来《鏡の前》という黒い着物の女性との対幅の作品。この作品は緋の襦袢に黒の伊達帯をつけた芸妓のくつろぐ姿で、挑発的な色気が漂っている。襖の枠の直角のラインが近代的である。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2007-12-08 09:17
| 国内アート
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