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藤田嗣治の戦争画《十二月八日の真珠湾》1942が、いま東京国立近代美術館に展示されている。アメリカ人はRemember Pearl Harberとして絶対に忘れないだろう。一定の年齢以上の日本人にとっても、十二月八日という日は特別な意味を持っている。その朝には、国民学校の「奉安殿」の前に整列し、校長先生の読む「教育勅語」を聞いていた。
戦争画について語る時に常に出てくる「藤田嗣治」のその画である。(↓、クリックで多少拡大)なんとも暗い画である。あちこちに火や煙が見える。観光名所のダイアモンドヘッドも右奥に見えているが、目を凝らさないと見えない。 清水登之の《工兵隊架橋作業》c.1944↓と中山巍の《神兵奮戦之図(落下傘部隊パレンバン精油所攻撃)》1942↓↓も出ていた。戦争に翻弄された画家、清水登之が自分の息子「育夫」を戦争で失い、戦争画を描いていた自分自身を責めたことは、あまりにも有名である。中山巍がこの戦争画について語った言葉も残っている。そのような画家自身の思いはともかく、このように「重い画」たちがひっそりと展示されていることをお伝えしたい。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2007-11-24 20:11
| 戦争画
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