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この美術館で開かれている「琳派展Ⅹ」だとのこと。仙台の「千總コレクション展」で、神坂雪佳の《元禄舞図屏風》をはじめとする優品を沢山観たので、この展覧会を訪れた。
<雪佳の魅力ー近代琳派の誕生> 初め、四条派の鈴木瑞彦(ずいげん)に学び、その後、岸光景の装飾藝術に惹かれていったのだという。入ってすぐのところに展示されていた《四季草花図屏風》はとても美しい。↓はその左隻であるが、右隻では草花は画の下方に配置されており、根津美術館に所蔵されている光琳の《燕子花図》の再来のようだった。 <生活を彩るー工芸図案家として> 《秋の野蒔絵螺鈿卓》が良かった。彼がデザインし、弟の漆芸家「神坂祐吉」が作った箱類も多数陳列されていた。どれもとても美しい。 <意匠・図案ー雪佳デザインの世界>や<光悦・光琳顕彰と雪佳>の展示を楽しみ、弟子の<古谷紅麟の図案>を見ることもできた。 このように尾形光琳らの京琳派が、酒井抱一らの江戸琳派となって発展した一方で、明治になって京都で近代琳派として再興されていたことを体感することが出来た。すっきりとした良い展覧会だった。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2007-10-29 08:24
| 国内アート
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