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昨日から始まった「Great Ukiyo-e Masters 春信、歌麿、北斎、広重ーミネアポリス美術館秘蔵コレクションよりー」という長い名前の浮世絵展。仕事をちょっと早く切り上げ、覗いてみた。
「秘蔵の・・・」などという大げさな名前のついた展覧会にはろくなものはないという経験的法則がある。 例えば、鳥居清長の《六郷の渡し》は、今回のミネアポリスのもの↓では赤が非常に鮮やかで、千葉市美術館の「鳥居清長ー江戸のヴィーナス誕生」展で観た平木浮世絵財団のもの↓↓とはまったく違った画ではないかと一瞬思うほどである。 喜多川歌麿では《台所》の銅粉や紅雲母、あぶな絵《指さし》、東洲斎写楽では《二代市川門之助の伊達与作》・《二代小佐川常世》の黒雲母、歌川国芳では《二十四孝童子鑑》が良かった。 さらに今回は葛飾北斎と歌川広重の優品が非常に多く、お気に入りとしてチェックしてきたものだけでもそれぞれ10点と7点! 閉館まで1時間というタイミングだったのでとても空いていた。混雑は必死の展覧会なので、早めに前期(10月28日まで)を再訪したい。後期には、一点を除いて総入替え!。こちらも行かねばならない。しかしなんといっても入場料300円也という世界一安い入場料である。 ハンディーな「冊子図録」もできていたが、説明は一部だけの「絵はがき集」といったようなもの。平成20年春に、全部に説明がついた「学術図録」が出版されるというから悩ましい。「冊子図録」でも2600円也なのだから尚更である。 (追 記) 茶道をやっている家内ともう一度前期を観てきた。鈴木春信の《坐鋪八景 台子の夜雨》に茶道具がたくさん描かれているということで、気にいったらしい。↓ これも千葉市美術館蔵のもの↓↓と比べればその違いは明らかである。 美術散歩 管理人 とら HP
by cardiacsurgery
| 2007-10-03 23:35
| 浮世絵
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