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前期に引き続く「広重の没後150周年記念展」。11時、13時半、15時と3回のギャラリートークがある。1時30分のものが学芸員、あとはボランティアによるもの。ちょうど桑山学芸員のトークに間に合った。驚くことに100人以上の参加者。これでは個別に画をみていくことはできない。ということで、総論的な話になったが、かえって分かりやすかったような気がする。
後期の目玉は《六十余州名所図会》。これは広重の後期の揃物。この後は《名所江戸百景》ぐらいだから、彼の到達点の一つといってもいいのだろう。 これは縦の風景画。山や水にぼかしを入れて変化をつけている。テーマとしては、岩、神社仏閣、橋、水辺が多く、日本三景もシッカリはいっている。これは全国規模のものなので、見ていても飽きない。旅人はほとんど描かれておらず、風景は《山水奇観》などを参考にしている。 「空摺」について単眼鏡でシッカリ観てきた。《美濃 養老の滝》↓は繊細な直線。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 有名な《木曽路之山川》↓の「雪」は素晴らしい。これは《武陽金沢八勝夜景》の「月」、《阿波鳴門之風景》の「花」=「渦」とともに「雪月花」をなすとのことであるが、圧倒的に「雪」が良い。 ![]() 地方の版元に依頼されたPR画もあったが、この博物館の前身の横浜正金銀行に勤めていた小島烏水は、これらはマイナー・アートと決めつけていたとのこと。 美術散歩 管理人 とら HP
by cardiacsurgery
| 2007-08-26 19:42
| 浮世絵
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