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エコノミック・アニマル時代の日本企業は美術品を資産として買い込んでいたが、次第にこれを公開して入場料を稼ぐようになった。1991年に庭園美術館で開かれた「企業コレクションによる世界の名作展」を観た時には、このような企業の姿勢に疑問を抱いたことをホームページに書いている。
「アートは世界のこどもを救う」というキャッチフレーズの「企業の名品アートコレクション展」が最初に開かれたのは、1996年。ホテルオークラ開業35周年記念チャリティイベントだった。その展覧会には、特別出品として皇太后陛下の「仔兎」も出品されていたこともチャリティー展としての価値を高めていた。同様に、1997 年にBUNKAMURAで開かれた「コーポレート・アート・コレクション展」は長野オリンピックの組織委員会の主催となっていたので、その公共性ははっきりしていた。 さて今回の「第13回展覧会」の副題は1996年の「第1回展覧会」と同じく「チャリティーイベント アートは世界のこどもを救う」となっている。ただしいつのまにか「企業の名品」が「秘蔵の名品」に変わっている。これはバブルの崩壊と格差の増大に基づいて、個人所蔵家の重要性が増してきたからなのだろう。このチャリティー展覧会の収益は日赤およびNHK厚生文化事業団に寄付されているのだが、それが所期の目的に正しく使われていることを念じたい。 今回の展覧会には、1.ヨーロッパ近代絵画、2.日本画、3.洋画の3ジャンルから103点に及ぶ優品が出ていた。第1回の時にはリストもなかったが、今回は金300円也のリストがあり、細かくメモしてくることができた。詳細はホームページに書くことにして、ここではお気に入りの画像をいくつかあげる。結論としては、おすすめの展覧会ということができると思う。ベスト作品の投票があったが、迷った挙句、シャガールの「緑の太陽」にした。 1.ピサロ≪座る農婦とひざまずく農婦≫・・・点描。二人の被ったスカーフが美しい。 ![]() ![]() ![]() ![]() 美術散歩 管理人 とら HP
by cardiacsurgery
| 2007-08-15 21:25
| アート一般
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