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最後の浮世絵師といわれる月岡芳年の晩年の代表的歴史画≪月百姿≫が礫川美術館で観られる。例の血みどろの絵とは対極に位置する美しい色彩の絵である。明治時代の絵具は光を当ててもあまり変色しないということで、美術館の人がペンライトを当ててよく見せてくれた。
絵の中には、歴史上の人物のみならず、その人に関わる逸話や和歌などが描きこまれているので、観るものの知識が試される。そうしてみると、明治の人たちは、平成のわれわれよりも歴史や文学に関する造詣がかなり深かったのかもしれない。 二期に分かれて展示されており、今回は後期。31点を展示順に並べてみると、↓のようである。題名はなるべく分かりやすく短いものを創作し、原名とは異なったものとなっている。 ![]() ≪石山月≫↓は源氏物語を執筆中の紫式部。 ![]() ![]() ![]() ![]() ≪有子≫は厳島の巫女。報われぬ恋に悲観して入水する前に詠んだ歌。「はかなしや 波の下にも入りぬべし つきの都の人や 見るとて」。月と次を掛けているのか。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 美術散歩 管理人 とら HP
by cardiacsurgery
| 2007-08-13 17:59
| 浮世絵
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