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先週、東京国立博物館にいったところ、平常展のなかに横山大観の《無我》が出ていた。この博物館には外国人の観覧客も多いが、この無心な童子の姿には惹かれるものがあるらしく、さかんに写真を撮っている。こちらも負けずにパチリ。↓暗い場所のフラッシュなしでも結構に撮れてる?
そこで急ぎ東京駅に向かい、「あさま」に飛び乗って長野に向かった。素敵な美術館、素晴らしい展覧会だったが、これについては改めて書くことにする。問題の《無我》は部屋の真ん中にあり、その前は畳の床の間仕立てになっており、香炉まで置いてある。ゆったりとしたソファに坐って、この特別待遇の童子をしばらく眺めていた。 さて3枚の《無我》を頭の中で比較してみると、東博のものは大観の出世作で色鮮やかな力作である。足立のものは墨絵淡彩の地味なものであるが、それなりに趣がある。最後に描かれた水野のものは童子の表情が柔和になってきている。三者三様に秀作である。その中では、わざわざ新幹線で日帰りして観に来た水野バージョンに肩入れしたいところだが、正直なところ東博のブルーに旗を上げざるをえない。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2007-07-13 23:50
| 国内アート
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