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ここの浮世絵は毎月のように変わるからうっかりしていられない。
今回7月の見せ場は、北斎の《山下白雨》、《富嶽三十六景・常州牛堀》、《富嶽三十六景・遠江山中》、広重の《富嶽図》、《東海道五十三次之内・藤沢》、《東海道五十三次之内・平塚》などであるが、わたしとしては2点の海女が面白かった。 先ず第一は、鈴木春信の《海女》。暗い場所での撮影なので質の悪い画像だが、ご容赦あれ。 これは頭の上に蛸がいるあぶな絵。北斎の有名な春画ほどではないが、蛸の目線の方向が問題。 次は、喜多川歌麿の《鮑取り》。いかにも艶かしい。部屋の中央に置かれているので、そのまま撮ると斜めになってしまう。三枚続ものなので、3回写真を撮って合成した。海女学というサイトにはもっときれいな画像が載せられている。 右図では、海から上がってきたばかりの海女が、口に小刀を咥えて腰巻を絞っている。採ってきた鮑は、着物を着た女性に手渡し済み。中図では、海女は着物をはおり、子供をかかえて、髪を梳かしている。籠のなかには採ってきた鮑が一杯。左図には二人の海女。海中にいれた一人の海女の足の周りに群れている魚をもう一人の海女が指差している。大きな岩の上のこれらの海女たちは、女性の半裸の姿を描くための方便だったようだが、歌麿が咎めを受けたのはこの《鮑取り》が原因だったという説がある。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2007-07-11 00:14
| 浮世絵
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