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その頃日本橋にあった山種美術館を最初に訪れたのは、1991年。ホームページに短い記事が残っている。その日本画コレクションが気に入ったらしく、立派なハードカバーの図録を買ってきて、時折取り出しては楽しんでいる。
![]() 今回の「開館40周年記念展 山種コレクション名品選 後期」には、以前の図録に載っている作品が沢山出ていることを知って観にいった。 俵屋宗達の《槙楓図》は、槙の枝振りが良いのに反し、楓がその陰に隠れている。17世紀前半のものなので、色彩がくすんできている。俵屋宗達-本阿弥光悦の《四季草花下絵和歌短冊帖》は18図がすべて出ていたが、ほとんど字が読めない。修復が必要な段階にきているのだと思うが、このような規模の美術館で可能なのだろうか。 ![]() ![]() ![]() そして小林古径の《清姫》。イケメンの安珍に惚れ寝所に忍ぶ清姫↓。 ![]() 安田靫彦の《出陣の舞》。桶狭間に出陣する織田信長が舞う「敦盛」。「人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻の如く也。一度生をえて滅せぬもののあるべきか」という歌が美しい色彩の中から聞こえてきそうである。前田青邨の《腑分》は若い女性の解剖図であるが、切開するところがあらわになっていない点、手を合わせる見学者が数名描かれている点に救いを感じる。 ![]() ![]() 美術散歩 管理人 とら HP
by cardiacsurgery
| 2007-06-22 20:29
| 国内アート
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