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プラハ国立美術館には、今年の3月に行ってきたばかりである。ブログやホームページには非常に短い記事を書いただけであるが、デューラーの《薔薇の花環の宴》を初め素晴らしい作品が集まっていた。プラハ城の中にあり、古いが落ち着いた環境の美術館だった。
![]() 行ってみるととても地味な展覧会。しかし旅行中と違い、ゆっくりと観られたので、長めの記事を書くことにする。 第1章 ブリューゲルの遺産 いきなりヤン・ブリューゲル(子)の《東方三博士の礼拝》。板絵の小品であるが、素晴らしい色合いが残っている。大切な作品らしく、ガラスで囲われている。隣のピーテル・ブリューゲル(子)の同名の画は、冬のフランドルに場所を移して描いているが、聖母子はなぜが画の右端にやっと見える程度である。 ピーテル・ヘイセルスの作品と思われる銅画の《鳥罠のある冬景色》と《夏景色》は非常に細かなところまで描かれている。このような画は諺などの暗喩がこめられているいるようである。ピーテル・ブリューゲル(子)の《緑のフランドルの村》では大きな鍋から粥を食べている村民の周りに、5組の夫婦。それぞれに物語があるのだろう。↓ ![]() ヘイスブレヒト・レイテンスの《きこりのいる冬景色》↓やテニールスの《巡礼者のいる山の風景》はいずれも大きなキャンバスに描かれた画で、前述したガイドブックにも載っている。 ![]() 第2章 ルーベンスの世界ー神々の英雄 ディアナ、カリスト、ゼウス、ペレウス、テティス、バッカス、シレノス、ヴェヌス、ケレス、メレアグロス、アタランテなど神話画が沢山ある。説明が日本語なので分かりやすい。プラハでは内容が分からぬまま観ていったのではないかと思う。 ルーベンスが関わったと思われる《カエサルの凱旋》が2枚あった。これはマンテーニャの9枚の画の一部だが、堂々とした画である。キャプションに「帰属」という言葉と「複製」という言葉が出てくる。これに関する説明もあったが、良い画ならばどちらでもよい。 第3章 ルーベンスの世界ーキリスト教 ルーベンスの淡彩《マリアの訪問》は妊娠しているエリザベートを見舞っているところ。これはルーベンスの真作のようで、ガッチリとガラスで囲まれている。ルーベンスの工房作だが、《キリスト哀悼》ではマリアがキリストの額の棘を抜いている。ルーベンスの大作《聖アウグスティヌス》は今回のベストの一つ。少年キリストが貝殻で海水を汲み出しているところ。聖人がこれをみて三位一体の奥深さを認識したとのこと。 ![]() ![]() ![]() ヴァン・ダイク(ここではデイクと書かれている)の《オラニエ公ウィレム二世の少年期の肖像》はわたしのお気に入り。ポストカードを買った。↓ ![]() ポスターとなっているヤン・ブリューゲル(帰属)の《磁器の花瓶に生けた花》↓も良かったが、その隣にあったセーヘルスの《ガラスの花瓶に生けた花》のカラスの質感は絶品である。 ![]() スネイデルスの《猿のいる静物》や《市場へ行く農夫》も面白かった。彼はプロの動物画家だ。サヴェレイの《鳥のいる風景》に描かれた鶏は伊藤若冲ばりである。クエリヌスらの《海の幸はネプトゥヌス》は海神の壷からドンドン魚が出てくる愉快な画。 第6章 日々の営み テニールスの《二人の農民》は小品の板絵ながらまとまった画。酒とたばこを戒めているのだろうか。ヨールダーンス工房の《道化師と猫》は飼い主に似てしまった猫? ロンバウツの《歯抜き屋》は気の毒な患者。ヴァルケンボルフの《炎上する都市》はなかなか巧い。 美術散歩 管理人 とら HP
by cardiacsurgery
| 2007-06-16 20:34
| バロック
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