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広島出張が決まったのでネットで広島県内の美術館を探した。そのなかに蘭島閣美術館という聞き慣れない美術館があった。瀬戸内海の島にあるようだ。蘭島文化振興財団のサイトを調べて驚いた。石本正の企画展が行われているではないか。半裸の女性《香》のポスターは、非常にinvitingである。ずっと昔に築地の料亭《河庄》でみた水着の日焼けの跡が残っている半裸の舞妓の画が甦ってきた。
![]() ![]() 前置きが長くなってしまったが、8:07「広島」駅発-9:23「仁方」駅着。あらかじめ隣の「広」駅前から呼んであったタクシーに乗る。こういった高等戦術は東京からの旅行者には絶対出来ない。あらためてM氏と神様に感謝。安芸灘大橋という素晴らしい有料の橋(¥700)を通って下蒲刈に入ると松の剪定作業が進められている。島全体を日本庭園にしてしまおうという恐ろしい計画があるようだ。道路も石畳となる。ここは江戸時代に朝鮮通信使が泊まったという由緒ある港。これを観光資源としようという考えらしい。全国から由緒ある民家を移築して、これを美術館や博物館に使用しているのである。 蘭島閣美術館はその一つ。総檜造りの見事な建物である。あと三箇所との共通券を買うと帰りの橋の通行料が無料になるという奇策まで付いている。 ![]() ![]() ![]() 二階に上がると、石本の選定した美しい作品が並んでいた。中でも、伊藤はるみの《萩咲く》という繊細な花の画、岡崎國男の《悠揚》というシマウマとダチョウを描いた画、奥山美佳の《詩人の海》というまるで美術館の前の瀬戸内の詩情が感じられる画などが心を惹いた。 さて一番最後がお目当ての石本正の作品群である。このなかではポスターの《香》が抜群である。レオナルドのスフマートを思わせる微妙な陰影の裸身、抑えた縞に落ち着いた黒と金の扇面を散らした着物。はるか東京からこの女性に会いに来たのだが、その表情には男を寄せ付けない強さがあり、思わずたじろぐ。謎めいた表情のこの《香》には「蘭島のモナリザ」という賛辞を呈したい。 ![]() ![]() ![]() ![]() その後、松涛園と三乃瀬御本陣藝術文化館を見て、クルマで「広」駅に戻り、11:33発-「広島」駅に12:22帰着した。素晴らしい半日の美術散歩だった。このような旅を与えていただいたM氏と神様に厚く御礼申し上げる。 美術散歩 管理人 とら HP
by cardiacsurgery
| 2007-06-11 21:02
| 国内アート
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