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その後、丸善で《本郷東大界隈》の出版記念講演会を聞く機会(ブログ)があった。そしてその才能の卓抜さに脱帽した。さらに《ラグランジュ・ポイント》を観るため、ミズマアートギャラリーにも出かけた。これも今回出展されているが、ひとりずつしか観られぬため《四天王立像》の間に行列ができていた。 今回は、過去と現代を混交した立体民俗図をたくさん見ることができた。《当世おばか合戦》、《今様遊楽図》、《四季休息図》、《何かを造る図》、《奨堕不楽之段》、《東京圖》、《百貨店図》などである。 《胎内巡り図》が面白かった。清水寺の舞台を入口にして建物を下っていくのであるが、途中に「心の臓」、「肝臓」、「腎臓」といった臓器の名前があり、それらしき形にもなっている。傑作は「ランゲルハルス島」。膵臓のこの島は、画でもちょっとした島になっている。そして最後は大腸から外に出るといった仕掛けである。縦長の図面を上手く使った傑作。 二階は「山口晃 山愚痴屋澱エンナーレ 2007」で、アイディアたっぷりのアートが並んでいた。一階の作品は面白いものの、このままではマンネリ化するのではないかという懸念を見事の吹き飛ばしてくれた。説明抜きで十分に楽しめたが、親切な説明パンフレットも用意してあり、作者の優しさが伝わって来た。 アート・ギャラリーにも展覧会は続いており、ここでも愉快な《すずしろ日記》という漫画の文章もじっくりと読んだ。実話か希望なのかがはっきりしないところが面白い。《渡海文殊》というまともな画もあった。 自分としては分かりやすい《あぜ道》↑、《滝の絵》、《ジューサーミキサー》、《大山椒魚》、《戦争画Returns-題しらず-原爆ドーム》、《戦争画Returns-紐育空爆之図》あたりはすこぶる共感がもてたが、その先にはついていけなかった。 美術散歩 管理人 とら HP
by cardiacsurgery
| 2007-05-27 07:39
| 国内アート
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