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Bunkamuraで開かれているこの展覧会の前売券は買ってあったのだが、最近モジリアーニを観すぎていたためか、出足が遅れた。でも観にいってみると、予想とはまったく違った展覧会であることが分かった。
![]() 最初はベチャクチャしゃべっていたオバサンたちも、静かになって、二人の略歴を食い入るように読み出す。そしていつのまにか会場の雰囲気が違ってくる。しわぶき一つ聞こえない。いつか戦没画学生の無言館展で感じたあの雰囲気である。 ![]() 最後の「永遠の沈黙」の章は、今回の展覧会でなければ観られない迫真の作品群。ジャンヌの描いた《病床のモジリアーニⅠ、Ⅱ、Ⅲ》、《眠るモジリアーニ》に続き、最後の4枚の水彩画が出てくる。 1枚目は、《レ・シャンソン誌のある室内》。この画には出征した兄「アンドレ」の写真と時計が見られ、ヴァニタス的な暗喩が感じられる。 ![]() 3枚目は、《死》。戸口からは司祭のような黒い服装の男が入ってくる。入口や天窓の外は暗い「闇の世界」。扉の内側と床の上には血のような赤のカーペット。そしてジャンヌが1人ベットに横たわっている。彼女の隣には誰もいない。これが「現実の世界」。そして鏡がある。これに映っている情景は明るい室内だけ。これは空想の「光の世界」である。 ![]() モジリアーニが死んで、ジャンヌが飛び降り自殺するまでの間は、とても画を描ける状態ではなかったとされている。そうするとこれは、モジリアーニが病院に運ばれ、翌日死亡するまでの間に描かれたのであろうか。 展覧会の最後には、ジャンヌの遺髪が飾られていた。豊かで、輝くばかりの美しい髪であった。 美術散歩 管理人 とら HP
by cardiacsurgery
| 2007-04-29 11:23
| 国外アート
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