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現在、府中市美術館で「動物絵画の100年 1751-1850」が開かれている。これに出展されている和歌山県立博物館寄託・草堂寺蔵の重要文化財《朝顔図ー長澤芦雪》に描かれている動物について、いつもお世話になっている遊行七恵さんからコメントをいただいた。
私は軽い気持ちでホームページに「鼬(イタチ)」か「テン」と書いたのだが、この際ちょっと調べてみることにした。ネットで「朝顔図、長澤芦雪」を検索すると、滋賀県にお住まいのあひる@滋賀ブログさんのブログがヒットした。それによると雑誌「和楽」にはこれは「カワウソ」となっているが、「イタチ」ではないかとされている。下記に引用させていただくと、 緑茶パフェを食べに寄った、大津市石山の伽藍堂(からんどう)。パフェが来るまで見てた雑誌の表紙に、どう見てもイタチ、の日本画がぁ~っ!説明を見ると、長澤蘆雪「朝顔図」の一部だそうです。ただ、朝顔の大きさからすると、イタチとしか思えないのに、カワウソだとされていました。顔つきは確かにカワウソっぽいですが、体つきはイタチですよ。▼『和楽』7月号表紙の写真はここで見られます。これに むちゃさんとおっしゃる方から下記のような書き込みがあった。 2000年に開催された「長澤蘆雪展」の作品「朝顔図(和歌山草堂寺蔵・重要文化財)紹介には「図柄は、右下から左斜めに伸び上がる朝顔が図面の上辺に消え、左方の上辺から再び蔓先をのぞかせるというもので、根本近くには、朝露をしのぐ蜻蛉を狙う鼬(イタチ)が描きそえられている。」とありまする。和歌山県立博物館学芸課長による解説です。 慌てて今回の展覧会の図録を見直してみると、いるいる。確かにこの小動物の視線の中にトンボがいるではないか。 ![]() その朝顔の根元に小さな動物がいる。短い前足を胸前に、後ろ足と細い尻尾でバランスをとりながら、ちょこんと立っている。俊敏な動きの中での一瞬の光景だと感じられる。朝顔の大きさに比べても、とても小さなこの動物は恐らく鼬(イタチ)であろう。(中略) 吉祥の意味を込めて描かれる動物は多いが、鼬については考えにくい。鼬は、後ろ足で立ち上がり、前足を眼の上にかざして敵の様子を観察する行動をとるが、これは「イタチの目蔭(まかげ)」と呼ばれ、不吉なこととみられた。ただし芦雪の絵では前足をかざしていないので、目蔭を描こうとしたのではないと思われる。また、道を鼬が横切ったりすることも不吉とされていた。江戸時代には愛玩動物として飼うことも行われたようであるが、全般的にみれば、あまり喜ばれた動物ではなかったようである。丁寧な説明であるが、結論としては「鼬(イタチ)?」ということになるらしい。テンのほうは遊行七恵さんの竹内栖鳳に関するものだけが唯一の情報である。辞書を引いてみると、「テン」=食肉目イタチ科テン属の哺乳類、小動物などを捕食となっており、一方「イタチ」=食肉目イタチ科の哺乳類、主に鼠・鶏などを捕食となっている。なんのことはないテンと鼬は兄弟のようなものである。ということで結論に達することはできなかった。あとは動物学者のご意見を拝聴するしかあるまい。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2007-03-23 08:33
| 江戸絵画(浮世絵以外)
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