記事ランキング
ブログパーツ
最新のトラックバック
外部リンク
以前の記事
2021年 01月 2020年 11月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 07月 more... カテゴリ
全体
国外アート 西洋中世美術 ルネサンス バロック 印象派 印象派後期 現代アート(国外) 東洋アート 仏像 国内アート 江戸絵画(浮世絵以外) 浮世絵 近代日本美術 戦争画 現代アート(国内) アート一般 書籍 音楽 映画・写真 講演会 北海道の鈴 東北の鈴 関東の鈴 中部の鈴 関西の鈴 中四国の鈴 九州の鈴 ヨーロッパのベル アジアのベル アメリカのベル オーストラリアのベル 未分類 フォロー中のブログ
検索
その他のジャンル
ファン
ブログジャンル
画像一覧
|
有名なカレル橋の景観をはじめプラハの街はとても美しい。第二次大戦の戦火を免れたからである。しかし「ビロード革命」前の「プラハの春」の際、ソ連の戦車進駐に抗議して大通りで焼身自殺した2青年の墓がその場にあり、若い女性が今も花を捧げていた。
![]() 1.ミュシャ(ムハ)美術館(Mucha Museum): 街中にありとても行きやすい。装飾パネル、パリ時代のポスター、装飾資料集、チェコ時代のポスター、絵画、素描画・パステルなどがきれいに展示されていた。特にモラビアのポスターが良い。最近高島屋で開かれたミュシャ展でも観ていたが、彼の民族意識の強さがよく分かった。華やかなパリ時代のポスターではなく、地味なモラビアのポスターに見入っている私を見つけて美術館の年配の男性係員が話しかけてくれた。「残念なのは《スラブ叙事詩》が1枚もないことだ」とのこと。東京で観たことがあると話したら驚いていた。日本語の「展示品案内」はとても良くできていた。 ![]() 2.プラハ国立美術館ヴェレツジニー宮殿館(Narodoni Galerie v Praze, Veletrzni palac): トラムで行った。とても大きな近代美術館。3階には有名な19-20世紀フランス美術コレクション。こんな有名な画がここにあったのかと驚くものが少なくなかった。↓はアンリ・ルソーの《私自身、肖像=風景》。1階は20世紀美術。クリムトの素晴らしい女性群像《娘たち》も観られた。これでウィーンのレオポルド美術館に時間切れで入れなかったことが帳消しになった。 ![]() 3.プラハ国立美術館シュテルンベルク宮殿館(Narodoni Galerie v Praze, Sternbersky palac): 衛兵の交代が行われる有名な宮殿の正門前の広場から入るのであるが、この入り方がややこしい。正門を背にして右斜めの石畳の坂を降りていくのだが、案内は→NGと赤い字で書いてあるだけ。そして突き当りには鉄柵の門で閉じているように見える。ところがこの門の右扉の中に小さな扉がありこれが開く!!!。 一階別棟にデュラーの《薔薇の花冠の宴》などの名品。宮殿の一部なので採光は悪いが、天井画もありなかなかの雰囲気である。2階、3階にも素晴らしい作品が並んでいた。この国の文化の深みを実感させられる。 ![]() 4.聖ヴィート大聖堂(Katedrala Vita): 入って左側3番目のステンドグラスはミュシャの作品。入って5メートルは無料なので、十分に観られる。ただし写真を撮ろうとすると、柱が微妙に邪魔する位置にロープが張ってあった。でも無理して撮った。 ![]() ![]() 6.市民会館(Obecni dum): 「プラハの春音楽祭」が開かれるところ。正面中央のモザイク画の写真を撮った。ミュシャの壁画は内部の「市長の間」にあるのだが、残念ながら夕方になっていたので見られなかった。 ![]() 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2007-03-16 08:49
| 国外アート
|
ファン申請 |
||