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前期が素晴らしかったので、後期にも行ってきた。かなりの数の展示替えで十分に楽しんできた。今回の展覧会でTsuji Kakoが再発見されたのではあるまいか。本名は「辻」だが、この字が国字であるため、先生の幸野が都路という字を宛てたという。この名前でも損をしたかもしれない。当時中央画壇であまり有名にならなかったのは、彼の性格も関係しているといわれている。しかし同門だったことのある竹内栖鳳や川合玉堂らとの競争もあったようだ。何時の時代も同じ?
詳細はホームページに書いた。 ここでは《十牛図巻》と《十牛図》について書く。いずれも前期と後期に分けて半分ずつ出されていたので、前期だけ観た人は知りきれとんぼとなっているだろう。 1.十牛図巻: 丸で囲まれた白黒の画が10個連なっている。下図の上段(右→左)→下段(右→下)と進む。 ![]() 1)尋牛図・・・牛に譬えられた「真理真実・真の自己」の探求を始める場面。2.十牛図: 彩色画8枚、淡彩2枚。第1段(左→右)→第2段(左→右)→・・・・・→第5段(左→右)と進む。マチスなみのカラリスト! ![]() 美術散歩 管理人 とら ■
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by cardiacsurgery
| 2007-02-17 17:32
| 国内アート
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Trackback(4)
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Comments(10)
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タイトル : 都路華香展
東京国立近代美術館で開催されている 『都路華香展』に行ってきました。 元々、『柳宗理』で行こうと思っていたのですが、 『弐代目・青い日記帳』のTakさんの所の 「良夜」の画像を見て、ムムッ!!ときました。 達磨のパンフは見ていたのですが・・ 金曜の夜...... more ![]()
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タイトル : 都路華香展(後期)
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こんばんは。なんだか、私と同じように都路華香の後期にお出かけだったのですね。東京にこなかった絵も是非みたいものと思いました。
あべまつさん
本当にニアミスだったようで、驚いています。 関西にしかない華香の画を東京で観られただけで一応満足していますが、「生々流転」など止めて近美で全部を観たかったです。 ![]()
こんにちは。
達磨に気を取られ、前期を逃した事を後悔しています。 狩野派の流れを学んでいた頃から 後半「描きたいものだけを描く」と決めた頃への変容など驚くばかりの画家でした。 ![]()
こんばんは
やっぱり京都画壇の画家はどうも継子扱いされているようです(笑) 京都展では色々面白く眺めました。 数年前グリフィス・コレクションの里帰り展が横浜であり、そのときに見た作品にも再会出来て、わたしとしては嬉しい展覧会でした。 もっとこうして展覧会をすればいくらでも凄いのがいてるんですが、なかなかそうもいかないようです。 ![]()
るるさん、確かにこの画家の変容はただごとではないですね。
全部見終わってから、もう一度廻って第1期(明治)・第2期(大正)・第3期(昭和)などという分類を試みたのですが・・・。 第1期と第2期の境が明治44年であることが分かっただけで、その後は?でした。
遊行七恵さん、こんばんは・
明治時代の中央画壇と京都画壇の問題が今に及んでいるといった深刻な問題はなく、単に東京の美術関係者の勉強不足が原因かな? 一方、京都画壇の画家の展覧会では、東京の美術ファンが差別されているようです(笑)
大観の展示にスペースを取られて、東京では前期後期に分けての
展覧会となってしまったのですね。 あのカラフルな色使いにはびっくりしました。パステルカラーを使った 日本画って、あまり見たことありません。
一村雨さん
同じ《十牛図》でも地味な墨絵から派手な色彩の乱舞まで、華香の特徴は、画風の幅の広さにあるような気がします。 現在では多様な作品を描くアーティストは少なくないのですが、明治・大正期にはこのような多様な画風を持つ画家は異端だったのかもしれないと思ったりしています。
こちらも二度かよって、ギメは四度と本当に大変な一月、二月でした。
ak96さん
本当にお疲れさまでした。 関西の方は幸せですね。
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