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前期第2期も終わりに近づいたので観にいった。そして驚いた。平日の開館直後に行ったのに待つこと30分。やっと入ったと思ったら2階に上がるためにまた行列。帰るころには待ち時間80分という看板が出いていた。先週「新日曜美術館」で取り上げられたせいかもしれないが、一体何時から平成の日本人は浮世絵好きになったのか???
今回、すなわち前期第2期に新しく展示されたのは18点のみであったが、とても良いものが出ていた。感想はホームページに追加した。 白のバックに白い模様をかく技法は浮世絵に特徴的なものである。専門的なことは分からないが、前回から出ている写楽の《二世坂東三津五郎の石井源蔵》の衣装の模様はちょっと見ただけで分かる。↓ ![]() 今回出ている国貞の《花鳥風月・風》では障子の向こう障子の桟が見事に描かれているのに驚いた。男の影以外の白いところでも障子の存在が分かる。この技術は大したものだ。↓ ![]() 今期のベスト・オブ・ベストはなんといっても広重の《花菖蒲に白鷺》。無線摺に空摺の技法をあわせている。特に白鷺の羽は繊細な白の線で表現されているが、非常に近寄らなければ分からない。もちろんここにアップした画像では分からないので、実物を観る以外にない。この傑作を見られるのは東京では1月26日まで! ![]() (付 記) アダチ版画のサイトの中に空摺の説明があり、拡大画像もありましたのでリンクさせていただきます。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2007-01-24 22:18
| 浮世絵
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