奈良美術散歩

酔いも醒めぬまま東京駅6：00発の新幹線に乗った。8:16京都下車、8:30の近鉄特急で奈良に着いた。
奈良の天気は快晴。しかしヤケに寒い。私を含め手袋をしている人が多い。
なにはともあれ奈良県立美術館へ。今日が「応挙と芦雪」展の最終日。9：00開館直後に滑り込もうとチケット売場に立った。するとそこに中年男性が現れ、『招待券が余ってますから』と1枚いただいてしまった。聞くとその方も最終日のために早起きして岡山から来たとのこと。

めずらしく音声ガイドを借りて一周し、次にはこのガイドから独立して鑑賞した。感想はそのうちに記事にします。
次に興福寺の境内に入って、国宝館と東金堂を拝観した。以前に観た東京の「興福寺国宝展」ではお会いしなかったホトケサマたちにご挨拶した。

一応、五重塔の写真を撮って、次は奈良国立博物館へ。正倉院展の喧騒はどこへやら、平常展「仏教美術の名品」を鑑賞した。ボランティアの女性がピッタリとついてくれて個人教授。とても勉強になった。やはり「奈良には古きほとけたち」がおはします。
14:05近鉄奈良駅発、15:06京都発で17:26には東京に戻ることが出来た。師走の大和路の美術散歩はなかなか良かった。もちろん往復の新幹線内は爆睡状態。

美術散歩　管理人　とら