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![]() 大川美術館の感想はホームページに書いたが、ここでは企画展について紹介する。 第70回企画展は「都市と生活ー生活圏へのまなざし」である。初めにざっと見た時には雑多な画が並んでいるだけの企画と感じたが、ギャラリーラリートークを聞いて理解が深まった。企画展は小さい部屋ながら4章に分けてあった。 ![]() 第1章「アメリカンシーンの画家たち」では20世紀初頭にヨーロッパからニューヨークに逃れた画家の米国の暮らしを見つめる作品が並んでいた。ジョン・スローンの《夜の窓辺》では建物と建物の間に洗濯物を干している。 ゲオルグ・グロスの《ゴールデン・シティ》(画像↑)は1946年の画であるが、『2001年9月11日』を予告するような画である。ニューヨークの摩天楼の上にたなびく不気味な二つの雲、そしてマンハッタン全体が赤く染まる光景。これはまさに世界貿易センタービルへのテロ攻撃の予告である。事実、テロの際、大川館長はすぐにこの画を思い出されたとのことである。 なお松本竣介は『無産階級の画家 ゲオルゲ・グロッス』(柳瀬正夢編著、1929年刊)という本を愛読し、グロスの影響を受けたことが知られている。 第2章は「1970‐90年代の大量生産・大量消費のわが国の都会」。岡田節夫の《ラッシュアワー2》(画像↓)は渋谷駅でわたしが見慣れていた風景である。現在の渋谷の雑踏もそれほど変わっていない。 ![]() 第3章は「都市の中の画家」。菅井汲の《フェスティバル・ド・ツキョウ》は各国の言葉を超えて国際的に通じるマークの集合。横尾忠則の《葬列Ⅱ》は7枚ぐらいのプレキシガラスにシルクスクリーンで張りつけられた葬列の人物たち。映画のシーンからとったものとのこと。 最後の「ドミトリー・ミトロヒンの街と生活」は 旧ソビエト連邦の穏やかな日常生活を写した版画。政治と生活は別の存在である。 松本竣介や野田英夫の「心象都会画の系譜」がこの企画展で紹介されたともいえるのである。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2006-11-26 12:56
| アート一般
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