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八王子市の市制90周年記念として北澤美術館所蔵の現代日本画壇を代表する画家たちの作品展が開かれている。
八王子市美術館は「ビュータワー」という大きなビルの2階にある。昨年、20世紀イタリア美術展を観にいって以来の2度目の訪問。 長い垂れ幕がビルにぶら下がっている。絵は橋本明治の《舞妓》。和服で行くと入場料が半額になるという粋なサービスがあるのだが、同行の家内からは軽く拒否されてしまった。 あまりPRが行き届いていないためか、休日なのに閑散としている。しかし文化勲章受賞作家たちの素晴らしい花鳥山水画をこれほどまとまって観られる機会は少ない。 ポスターの東山魁夷《緑のハイデルベルグ》の緑に霞む情景は素晴らしい抒情作品。宿屋の娘ケティがハインリッヒ王子に捧げた♪遠き国よりはるばると、ネッカーの川のなつかしき、岸に来ませし我が君に、いまぞ捧げんこの春の、いと麗しき花飾り。いざや入りませ我が家に、いずれ去ります日もあらば、しのび賜れ若き日の、ハイデルベルクの学びやの、幸多き日の想い出を♪ というアルト・ハイデルベルクの唄を思い出す。この緑の雰囲気に浸っただけでもここに来た価値があった。 山口華楊の《秋晴》や《青柿》の黒猫は、菱田春草の《黒き猫》の毛並みと竹内栖鳳の《班猫》の翡翠色の目を兼ね備えた名品中の名品たち。 この《青柿》が表紙となっている『北澤美術館所蔵日本画名品集』(東方出版)を思わず買い込んでしまった。 この本をユックリ見ながら、感想をホームページに書きました。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2006-11-23 19:26
| 現代アート(国内)
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