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なんと幻の佐竹本三十六歌仙絵の住吉明神、小野小町、壬生忠峯、藤原興風の4断簡が東京国立博物館で特集展示中です。わたしは偶然にこの特集展示に遭遇した。
とくに小野小町は衣装の朱の退色も少なく、拡大写真がつけてあったので、流れるような細い黒髪、衣装の海の青色などが良く分かった。個人蔵といわれ、市場に出れば数億円は固いといわれるこの作品に出会ったのは本当に幸運だった。 ![]() これらの断簡の隣に絵巻として展示されている江戸時代の中山養福の模本では、小野小町の部分が開かれており、彼女の衣装はさらに美しく、その色彩は輝くばかりである。 今年2月に出光美術館で観た「歌仙の饗宴」に出ていた佐竹本8断簡のなかには小野小町はなく、入れ替えがあったため女物の小大君と斎宮女御は同時には観られなくなっていた。それだけに小野小町との偶然の遭遇は感動的。 彼女の和歌は、「いろ見えでうつろうものは世の中の人の心の花にぞありける」、現在にも通じる名歌です。 この展示は10月1日(日)まで。興味のある方はお見逃しなきように。 ホームページにも記事を載せてある。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2006-09-23 23:50
| 国内アート
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