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![]() 最近、千葉市美術館で川瀬巴水の作品を11点も観たが、そのブログでこの版画に関心を持っていることが分かった3人が一緒に鑑賞することとなった。はろるどさん、lysanderさんと私である。この日にしたのは新版画生みの親の渡辺庄三郎の孫の章一郎氏の講演があることが分かったためである。 34度に達する酷暑の赤坂見附から歩く。まず講演を聞いた。講演内容はメモにしてホームページにアップしておいた。 その後、展覧会を観た。前期後期の通し券は1000円(一回券は700円)。素晴らしい作品が並んでいる。 広重なみの風景画。「夕暮れ巴水」というように夕闇や夜の表現が抜群である。ブルーの濃淡も優れており、本当の実力派。巴水は渡辺庄三郎のもと伊東深水とともに新版画運動の中核となっている。国内より海外で有名で、北斎・広重・巴水とともに3Hとならび称されるほどの人気作家である。 出展作品は渡辺版画美術画鋪のものだけに摺りの状態は極上。千葉市美術館で観たものにもいくつか再会した。 お気に入り作品はホームページに感想とクリック拡大画像つきでまとめてある。 絶筆の≪平泉金色堂≫には、雪の階段を登りきろうとする墨染めの巴水らしき人物の後姿が見える。74歳で死亡した際にはまだ未完成で、百ヶ日法要の際に配られたとのことである。心に染みる淋しい画である。 作品の一部の画像にリンク↓ 1.初期の版画 塩原しおがま、塩原畑くだり、伊香保の夏、暮れ行く古川堤、月の松島 2.旅みやげ第一集 陸奥三島川、十和田湖千丈幕、仙台山の寺、石積む舟(房州)、金沢浅野川、秋の越路 3.東京十二題 こま形河岸、井のかしらの残雪、深川上の橋、雪に暮るゝ寺島村、戸山の原 4.東京十二ヶ月 谷中の夕映え、芝公園の春雨 5.単独作品 平等院鳳凰堂 6.旅みやげ第二集 晴天の雪(宮島)、雨の清水寺、小千谷旭橋、佐渡相川町、佐渡真野湾、浜小屋(越中氷見) 7.旅みやげ第三集 出雲美保ヶ関、飛騨中山七里、大阪天王寺 8.東京二十景 芝増上寺、神田明神境内、大根河岸の朝、上野清水堂、洗足池、荒川の月、月島の雪、大森海岸、平川門 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2006-08-06 14:40
| 浮世絵
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