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先週、丸沼芸術の森で開かれているアンドリュー・ワイエス水彩・素描展を観に行った時にこの鑑賞会があることを知って、JuliaさんのVisiting Tour Communityで案内させていただいた。急なことだったので都合がわるい人も少なくなかったが、それでも花子さん、Nikkiさん、cherryさんが参加され、 4人で行ってきた。
展示を一通り観たところで、鑑賞会が始まった。まずオーナーの須崎勝茂社長からこのコレクションについての説明があった。ワイエスの「オルソン・シリーズ」への2度の出会い、ワイエス夫妻との面会と画集への二人の署名の話も興味があったが、一番感動的だったのは彼が「美術品は自分が預かっているだけだ」ということを強調され、そういう見地に立ってコレクションを公開していると話されたことだった。 続いて、わが国のワイエス研究の第一人者である中村音代さんからレクチャーがあり、展示作品についてのギャラリートークがあった。一応会が終わったところで、われわれ4人は中村さんにいくつもの質問をしたが、一つ一つに丁寧に答えていただいた。さながら課外授業だった。詳細はホームページに書きました。pdfファイルはこちらです。 オルソン・カフェへ移るとそこに須崎社長がおられたので、須崎社長を中心に記念撮影をし、その後ゆっくりと懇談することができた。とくに埼玉県立近代美術館で最近観たモネの最初期の風景画《ルエルの眺め》とドラクロアの小品《聖ステパノの遺骸を抱え起こす弟子たち》を登録美術品にすることを文化庁の役人に承諾したことについての話は面白かった。 コレクターとしてはまったくメリットがないこの制度に文化庁から頼まれて協力したのに、もう1点のコローを明るすぎるという理由で文化庁が承認しなかったとのことである。一部の委員からニセモノの可能性があるという意見が出たことが真の理由らしい。 このひと月1回の研究会のテーマについては案内状が来ることになっているので、情報が入り次第、ネットでお知らせしたい。 茅葺き屋根の「かつみや」で昼食をとった。これは古いが非常に貫禄のある立派な建物だった。聞いてみると、須崎家を移築したとのことである。それで納得! そこでワイエス・ランチを頂いた。デザートの中味がオルソン家でたくさん採れるブルーベリーなのである。 美術鑑賞会の成果が予想以上だったのでホットした。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2006-05-27 19:49
| 講演会
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