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国宝壁画を修復・保存するため、2005年9月から石室冷却でカビの繁殖を抑え、2007年2~4月に石室解体を予定している奈良県明日香村の高松塚古墳(特別史跡、7世紀末—8世紀初め)で、「飛鳥美人」と称される西壁の女性像の顔に黒い染みができていることが、2006年2月9日、奈良市で開かれた同古墳壁画恒久保存対策検討会で文化庁から報告された。
文化庁によると、2月2日の定期点検で撮影した写真を検討中に、目元にほくろのような黒い染みがあると気付いた。過去の写真も調べたところ、昨年9月ごろ既にあったと分かった。なんともお粗末な見逃しである。同じ女性像の肩に縦2センチ、横3センチの黒い染みがあることも判明した。これも2004年に発行した写真集で、既に認められるとのことである。 古代壁画を専門とする専門官がゼロに近い現在の文化庁の状況はきわめて憂うべきである。私が、ホームページのオピニオンに何度も書いているように、外国の専門家の協力を仰ぐべきである。高松塚古墳壁画の発見当時に、外国のフレスコ画の専門家が壁画を剥がすことを提言していたが、文化庁はこれを無視していたという事実を忘れてはならない。
by cardiacsurgery
| 2006-02-10 09:37
| 国内アート
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