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今朝(2018/12/13)の「あさイチ」で、「衝撃の愛媛ミカン」が紹介された。「衝撃の愛媛ミカン」のブランド名は、①最近頂いた「紅マドンナ」、②まだ試食の機会がない「甘平(かんぺい)」、③愛媛県農林水産研究所果樹研究センターで厳重管理下に試作している「愛媛48号(仮名)」である。
JAPA-NAVI 今が旬!みかん県・愛媛 ・愛媛といえばみかん、ですよね? ということで、今回はみかん尽くしでお届け。おいしいみかんの見分け方や、「焼きみかん」「みかんごはん」など、みかんを使った珍しい料理もご紹介。さらには、「みかん研究所」が開発中の究極のブランドなど。タレント・平野ノラさんが、あまりにも濃い“みかん県・愛媛”の魅力を存分に満喫しました。 ![]() みかん畑では、家でも簡単にできる甘いみかんの見分け方を教わりました。ポイントは、サイズが小さく、ヘタの軸がまっすぐで、お尻の部分が硬いものが甘いということ。教えてもらったことをもとにみかん狩りにのぞんだノラさん。農家さんが見てもパーフェクトなみかんを収穫し、甘くておいしいみかんを味わいました。さらに、一度は試すべきという「焼きみかん」を試食。不思議な食感を体験しました。 ![]() かんきつ類が約40種も生産されている愛媛県。さまざまな品種を掛け合わせ、よりおいしいみかんを生み出している「みかん研究所」を訪れました。 なかでも、愛媛のエース級という、「甘平」と「紅まどんな」を見学。 ![]() 【参考正・愛媛県農林水産部農業振興局農産園芸課育種栽培室岡本 充智主任研究員報告書】ー愛媛果試第28 号'を種子親、‛甘平'を花粉親として交配ー 実は、その「愛媛48号」には、西日本豪雨で被害を受けたみかん農家を新品種で元気づけたいという思いも込められていました。 【愛媛みかん 紅マドンナ】⇒ブログ(2018/11/30) ![]() ![]() 品種登録されたばかりとは言っても、初めに交配されたのは1991年(平成3年)。それから10年以上の歳月を掛けて選抜・育成を重ね、ようやく消費者の元へ届けることができるようになった。 シャキッとした大粒のプチプチ果肉と食べごたえ満点の「甘平」は、驚異的な甘さで、あの“「せとか」にひけを取らない傑作柑橘である。 【甘平(かんぺい)とは】「甘平」は、「デコタンゴール」に「西の香」を交配して生まれたもの。 薄い外皮の中に、はちきれんばかりのあま~い果肉がギッシリつまっている。 種がほとんど無いのも、最近の新品種柑橘の特徴。 手で簡単にむける「皮の薄さ」も素晴らしい。 【紅まどんなと甘平(かんぺい)】 ![]() Ⅰ.「紅まどんな」は、「南香(なんこう)」に「天草(あまくさ)」をかけあわせて生まれたかんきつで、平成17年に品種登録された。 品種名は「愛媛果試第28号」だが、「紅まどんな」という商標で、12月中旬~1月上旬ごろに販売されている。大きさは「伊予柑(いよかん)」程度で、果皮は非常に薄く濃い紅色、とろけるような食感が特徴的で、一口食べると甘い果汁と香りが口いっぱいに広がる。 12月に出荷できるため、冬のギフトに最適な高級フルーツであり、オレンジのようにナイフでカットして食べると美味しく簡単に食べられる。 Ⅱ.一方の「甘平(かんぺい)」は、「西之香(にしのかおり)」に「不知火(しらぬい)」をかけあわせて生まれたかんきつで、平成19年に品種登録された。 1月下旬~2月ごろに販売されており、名前のとおり扁平な果形が特徴で、果肉は甘く、シャキッとした歯ざわりは、今までのかんきつにはないユニークな食感である。 また、果皮は温州みかんのように手でむくことができ、じょうのう(袋)も薄いため、そのまま食べることができる。 【問い合わせ】 愛媛県農林水産部農業振興局農産園芸課 電話番号 089-912-2566 【かんきつ有望系統‘愛媛48号’の概要と特性について(PDF:427KB)】⇒こちら 1.はじめに 本県のかんきつ生産は、年間を通じて旬のかんきつを安定的に供給する周年供給を目指しています。周年供給は農家所得の拡大、労働力の分散を図る上で効果的なことから、重点課題の一つとして系統選抜を行ってきました。その結果、中晩柑類ではオリジナル品種として12 月が旬の「愛媛果試第28号(紅まどんな)」や、2 月が旬の「甘平」などの品種が生み出されています。周年供給体制の更なる強化を図るために、新たな品種には端境期にあたる4月に出荷できる品種が求められています。 2.育成経過 愛媛48 号は、平成17 年に【参考→】‛愛媛果試第28 号'を種子親、‛甘平'を花粉親として交配し【←参考】、得られた実生の高接ぎを、平成20 年4 月に行いました。その後平成22 年に初結実し、平成27年までの調査に基づき、番号を付与しました。 3.品種概要 愛媛48 号の樹姿は、直立型と開張型の中間程度となります。樹勢は良好でトゲはありますが、樹が落ち着けば少なくなると思われます。果実の大さは約250g、果形指数は106 程度で種子の無い果実となります。果実の糖度(Brix)は成熟期の3月上旬に13~15 度まで上昇し、樹上におくほど増加します。クエン酸含量は2 月下旬~3 月上旬に1.0g/100ml 程度になりますが、その後は横ばい状態となり、味ボケしにくい性質です。これらの性質から、4 月頃まで果実を樹上で実らせておくことにより、糖度が高く酸味もほどよい良好な食味となります。また、果皮の剥皮性はやや良で、赤みのある橙色で外観も美しい系統であることから、特に紅色のかんきつが少なくなる3 月下旬~4 月に、高い商品価値が期待される系統です。 4.今後の予定現在、愛媛48 号は現地試験を実施中であり、2019 年に品種登録を出願する予定です。その後、ウイルスフリー苗を増殖し、早急に産地化を図る体制を整備することとしています。 (育種栽培室 主任研究員 岡本 充智) 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2018-12-13 09:38
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