静かな闘い～松本竣介のアトリエ～ ＠日曜美術館

【静かな闘い～松本竣介のアトリエ～】

【参照ブログ】
・生誕100年　松本竣介展　第1報　＠世田谷美術館⇒こちら
・生誕100年　松本竣介展　第2報　＠世田谷美術館⇒こちら

戦争中、暗く静謐な風景画を描き続けた松本竣介。この程　大川美術館では、展覧会場にこしらえたアトリエのモノを手掛かりに、松本竣介の絵と人生を浮かび上がらせている。
【松本竣介のアトリエ】

大川美術館では開催中の企画展で、松本竣介のアトリエを会場にこしらえた。

戦争中、耳が聞こえないため徴兵を免れた松本竣介は、独特の雰囲気をもつ暗く静謐な風景画を黙々と描き続けた。それらは今昭和を代表する名作の一つとなっている。

【静謐な風景画】

《街》　
《議事堂のある風景》
【野田英夫の影響】

松本竣介は、野田英夫の作品から大きな影響を受けている。
戦争の時代を、この小さなアトリエを拠り所に奮闘した松本竣介。番組では、アトリエに揃えられたさまざまなモノを手掛かりに、松本の絵と人生を浮かび上がらせていく。

【雑記帳】

松本竣介は自身のアトリエ「綜合工房」を発行元として随筆雑誌「雑記帳」を1936（昭和11）年10月に創刊した。他分野からの寄稿原稿や画友たちの挿絵などを掲載し、表紙デザインから割付まで、妻の禎子とともにすべての編集を松本竣介が手掛けた。翌年12月までに全14冊刊行。 【モディリアニへの私淑】

モディリアニ画集《ある女》モディリアニ vs 松本竣介【軍部の考え】

陸軍情報部・鈴木庫三少佐の意見１【松本莞への手紙】

　《島根に疎開している息子への手紙１》　　《島根に疎開している息子への手紙２》　【敗戦後】

《焼跡風景》【遺作】

《建物》 【ゲスト】大川美術館館長・田中淳
【出演】

建築家 松本竣介次男・松本莞
洋画家・小林俊介
島根県立美術館専門学芸員・柳原一徳
【司会】小野正嗣　高橋美鈴

美術散歩　管理人　とら