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絵画盗難事件一覧
【参考ブログ】ムンクを追え⇒こちら ![]() 1.エドヴァルド・ムンク《叫び》ノルウェー国立美術館 ![]() 英国ロンドン警視庁美術特捜班所属の囮捜査官チャーリー・ヒルによる囮り捜査によって、過去にもムンク作品を盗んだ前科のある犯人に画商を通じて接触し、3ケ月後の同年5月7日、犯人を逮捕し、《叫び》は回収された。 2.エドヴァルド・ムンク《叫び》オスロ市立ムンク美術館 ![]() これは2006年8月31日にオスロ警察によって回収されたが、液体による損傷を受けており、完全な修復は不可能とされた。 ただし2008年5月23日からオスロのムンク美術館で展示が再開されたとのことである。 3.エドヴァルド・ムンク《マドンナ》オスロ市ムンク美術館 ![]() 盗まれた絵画は2点とも、2006年8月31日にオスロ警察によって回収された。翌日ムンク美術館館長は、絵の状態は予想されたより酷いものではなく、《マドンナ》に開いた直径2.5cmの穴も修復可能であると述べた。 《叫び》は液体による損傷を受けており、完全な修復は不可能であるのに対して《マドンナ》は完全に修復され、ともに2008年5月23日からオスロのムンク美術館で展示が再開されている。 4.エドヴァルド・ムンク《吸血鬼》オスロ市立ムンク美術館 ![]() 本作には、もともとは《愛と苦悩》というタイトルが付けられていた。 Ⅱ.チューリッヒ 【参照ブログ】ビュールレ・コレクション⇒こちら 5.フィンセント・ファン・ゴッホ《花咲くマロニエの枝》エミール・ゲオルク・ビュールレ記念美術館 ![]() モネとゴッホの作品は、チューリヒ市内の精神病院の駐車場に止めてあった自動車の後部座席からを発見されており、ドガの作品も2009年に発見されている。 最後まで見つかっていなかったセザンヌの《赤いチョッキを着た少年》は、セルビア人容疑者(4人)の車の中に隠されており、2012年4月に発見された。 この絵については、300万ユーロ(約3億2000万円)で売却する取引計画があり、セルビア人容疑者らはすでに140万ユーロ(約1億5000万円)を受け取っていた。 容疑者は絵画の引渡し準備中に逮捕され、逮捕の際に持っていた150万ユーロ(約1億6000万円)と大量の武器・弾薬も押収された。 6.エドガー・ドガ《ルピック伯爵と娘たち》エミール・ゲオルク・ビュールレ記念美術館 ![]() ![]() ![]() 9.ヤン・フェルメール《合奏》イザベラ・スチュアート・ガードナー美術館 ![]() アルバイトの警備員を排除した犯人たちは、フェルメール《合奏》↑、レンブラント《ガラリア海の嵐》↓、マネ《トルトニ亭にて》↓↓など18点もの美術品を手に入れた。 1993年、《手紙を書く女と召使》をまったくの無傷で取り戻したのが、ロンドン警視庁特捜班所属の囮捜査官チャーリー・ヒルだった。 10.レンブラント・ファン・レイン《ガラリア海の嵐》イザベラ・スチュアート・ガードナー美術館 ![]() 11.エドゥアール・マネ《トルトニ亭にて》イザベラ・スチュアート・ガードナー美術館 Ⅳ.ロンドン 12.ヤン・フェルメール《ギターを弾く女》ロンドン ケンウッド・ハウス ![]() この後、各新聞社、ラジオ局に匿名の電話がかかってきた。電話の相手は当局に対して、ロンドンの刑務所に収監されているドラーズ・プライス、マリオン・プライスというIRA活動家姉妹をアイルランドの刑務所に移送するよう要求し、応じなければ《ギターを弾く女》を破壊すると脅迫した。 盗難から2週間後の1974年3月6日、「ロンドン・タイムズ」紙に一通の封書が届いた。封書内には《ギターを弾く女》の裏から切り取った縦2.5X横0.6cmの絵具が付いたキャンパスの断片とさらに薄い青い紙切れにタイプされたメモが添えられていた。 メモには「この断片が《ギターを弾く女》の裏から切り取ったものだ」と記され、「プライス姉妹はわれわれの行為に対してこれまで何の感謝の意も表していない人間よりも財産に重きを置く資本主義社会に対して反抗の狼煙をあげるために、われわれはわれわれの狂気を極限の形で実行する絵画は聖パトリックの日の夜に常軌をを逸した方法で大々的に燃やされるだろう」と記されていた。 聖パトリックの日、連続爆破犯ドラーズ・プライス、マリオン・プライスの父アルバート・プライスは声明を出し、「かって美術を学んでいた娘たちは、フェルメールの名画が燃やされることを望んでいない」と述べた。 ローズ・ダグデールは逮捕された。数日後にロンドン警察にかかってきた匿名電話の情報をもとに聖バルソロミュー教会に急行。墓地内を捜索すると、紐でくくられた新聞紙の包みが、聖バーソロミュー教会の墓地内の墓石にたけかけられており、フェルメールの《ギターを弾く女》は無事回収された。 13.フランシスコ・デ・ゴヤ《ウェリントン公爵の肖像》ロンドン・ナショナルギャラリー ![]() 本作は、1962年に公開された「007ジェームス・ボンドシリーズ第1作 ドクター・ノオ」の中で、カリブ海の秘密基地で邪悪な陰謀を企てる悪の権化ドクター・ノオのコレクションの1枚として登場している。 14.ピーテル・ブリューゲル《キリストと姦淫の女》ロンドン コート―ルド美術館 ![]() 盗難事件から8年、この作品は盗人どもの手から手へと渡っていった。そして4人のケチなコソ泥一味の手に落ちた。 この絵が値打ちのあるものかどうかをたずねるために、一味が鑑定家を読んだところ、鑑定家は見たとたんに卒倒したという。 一味はコート―ルド美術館長のデニス・ファー館長に電話をして、盗まれた絵を200万ポンドで買い戻すように要求してきた。ファー館長はすぐさま美術特捜班に連絡し、特捜班は主役にチャーリーヒルを据えた。 実際には、別の捜査版がロンドン郊外の一味のアジトを急襲し、寝室のタンスのいちばん上の引出しから、枕カバーに入ったブリューゲルの《キリストと姦淫の女》を無傷のまま発見した。 15.トーマス・ゲインズボロ《デヴォンシャー公爵夫人ジョージアナ》アグニュー画廊 ![]() ところが、1806年にジョージアナが死んでからこの絵は行方不明となった。 1841年、とある女性教員の家の暖炉の上に《デヴォンシャー公爵夫人》がかけられているのが発見された。 どういう経緯で彼女が絵を入手したのかは不明だが、この絵を画廊が買い取った。 1876年、クリスティーズの競売にかけられたこの絵は、2億5000万円(現在の価格)でアグニュー画廊によって落札された。 このとき、落札したのはJ. P. モルガンの父親。この絵は落札後、一時的にアグニュー画廊に管理され、展示されたが、その間に盗まれてしまった。以降25年間、この絵は行方不明だった。 この盗難事件を解決したのが名探偵ピンカートン。ピンカートンは大泥棒アダム・ワースが怪しいと睨んでいた。アダム・ワースは「犯罪のナポレオン」と言われるほどの人物で、シャーロック・ホームズの宿敵モーリアティ教授のモデルにもなった大犯罪者である。ワースは大泥棒だが、暴力や殺人は犯さず、仲間には最後まで忠義を尽くすタイプの犯罪者だった。 アダム・ワースは、さまざまな犯罪を指揮していたにもかかわらず、足がつくことはほとんどなく(捕まったのは1度だけ)大変な金持ちで社交界の花形だった。また、弱者を放っておけない性格だったらしく、お金のない人たちに援助を惜しまなかった。 大泥棒ワースと名探偵ピンカートンは長年のライバルだが、二人の間には信頼と尊敬、そして奇妙な友情が芽生え始めた。 ワースは、盗んだ《デヴォンシャー公爵夫人》を25年経って、ピンカートンを通じて画廊に返したが、この絵に惚れ込んだワースは、それまでの25年間、どこへいくにも肌身離さず持ち歩いていたとのことである。 16.ジョセフ・マロード・ウィリアム・ターナー《影と闇》ロンドン テート美術館 1994年、ドイツのフランクフルトで、ターナーの名画2点が盗まれた。 ロンドンのテート美術館から借り受けた《影と闇》《光と色》という、聖書に出てくる「ノアの洪水」に材をとったほとんど抽象画に近い作品であるが、ある時、セルビア人ギャングで、武装勢力の指導者でもあるアルカンという人物の手に渡った。 アルカンは、ベオグラードのインターコンチネンタル・ホテルで、二人の用心棒とともに射殺された。 一方、ターナーの絵は無事に帰還を果たしている。2002年のクリスマス直前、テート美術館は喜びの記者会見を開き、わずかに損傷が見られるが、2点とも無事回収されたと発表した。 17.ジョセフ・マロード・ウィリアム・ターナー《光と色》ロンドン テート美術館 ![]() 18.ヤン・フェルメール《手紙を書く女と召使》アイルランド ダブリン ラスバラ・ハウス ![]() 当時これらの絵画を所蔵していたのは第2代準男爵アルフレッド・ベイトで、ベイトの邸宅ラスバラ・ハウスからコレクションを強奪したのはIRAの武装メンバーだった。 IRAの支援者だったブリジッド・ローズ・ダグデイル(イギリス人女性、大金持ちの娘)の指示のもと、IRA のメンバーがドライバーを使用して額縁から絵画を剥ぎ取ったのである。 その後、《手紙を書く婦人と召使》を含む盗難絵画は、事件発生から8日後に、屋敷からおよそ320Km離れたカウンティ・コークの小屋で発見され、所有者に返還された。 《手紙を書く婦人と召使》は、それから十数年後の1986年にも、ダブリンの犯罪者マーティン・カーヒルの手引きで盗まれている。 カーヒルはそれまでに盗んだ多くの絵画とあわせて、総額20,000万ポンドの返還金を要求した。 しかしながらこの代金が支払われることはなく、カーヒル自身も国際的な盗難美術品を処分できるだけの伝手も知識も持っていなかった。 アイルランド放送協会の報道では、カーヒルの美術品の嗜好は「リビングの壁にかかっている、川に浮かぶ白鳥のような明るい安っぽい版画」で「盗んだ傑作絵画は大金をもたらす金づるだと思っていた」としている。 《手紙を書く婦人と召使》は、1993年8月に、ロンドン警視庁特捜班所属の囮捜査官チャーリー・ヒルがベルギーのアントウェルペン空港で奪還に成功している。 《手紙を書く婦人と召使》が隠されていた車のトランクでは、絵はビニールのごみ袋に入っていた。 現在《手紙を書く婦人と召使》はダブリンのアイルランド国立美術館に寄贈されている。 19.フランシスコ・デ・ゴヤ《ドーニャ・アントニア・サラーテの肖像》アイルランド ダブリン ラスバラ・ハウス ![]() これはロンドン警視庁特捜班所属の囮捜査官チャーリー・ヒルが、ベルギーの空港で、フェルメールの《手紙を書く女と召使》と同時に回収した作品で、隠されていた車のトランク内では、安物のポスターのように丸められていた。 20.ハブリエル・メツ―《手紙を読む女》アイルランド ダブリン ラスバラ・ハウス ![]() 21.ハブリエル・メツ―《手紙を書く男》アイルランド ダブリン ラスバラ・ハウス ![]() 1993年8月のある夜、駐車場に停めてあったメルセデスのセダンのトランクの中にあった黒いビニール製のごみ袋の中から、フェルメールの《手紙を書く女と召使》とともに発見された。 22.トマス・ゲインズボロ《マダム・バッチェッリ》アイルランド ダブリン ラスバラ・ハウス 2001年6月、再度ラスバラ・ハウスを襲われた。三人組が乗った盗難車の三菱ジープは、ラスバラ・ハウスの正面に通じる階段を駆け上り、そのまま扉をぶち破って侵入した。3分後、犯人グループは、ゲーンズボロの《マダム・バッチェッリ》とベロット作《フィレンツェの風景》↓を奪って走り去った。犯人たちは、その後別の盗難車に乗り換えて逃走している。被害総額は230万ポンド(4億6千万円)。 23.ベルナルド・ベロット《フィレンツェの風景》アイルランド ダブリン ラスバラ・ハウス 24.ピーテル・パウル・ルーベンス《僧侶の肖像》アイルランド ダブリン ラスバラ・ハウス 1993年3月、イギリス警察がある民家に手入れを行ったところ、ソファーの裏からルーベンス作の《僧侶の肖像》が見つかった。これはマーチン・カーヒル一味が略奪した作品である。 2002年の4回目の襲撃は、9月の明け方のことだった。盗まれたのは全部で5点。被害総額は7千6百万ドル(91億円)にのぼった。なかでも高価だったのはルーベンス作の2点で、その一つ《僧侶の肖像》は以前にも、マーチン・カーヒル一味が略奪している。 今回は、正面の扉を車でぶち破るのではなく、裏手に車で乗りつけ、一階入口の鋼鉄製のシャッターを太い樫の木か何かで破壊して侵入、狙った獲物を奪うやいなや、時速160キロの猛スピードで走り去った。 Ⅵ.エディンバラ 25.レオナルド・ダ・ヴィンチ《糸車の聖母》スコットランド・ドラムランリグ城 ![]() Ⅶ.パリ 26.ジャン=バティスト・カミーユ・コロー《セーヴル街道》ルーヴル美術館 ![]() 27.レオナルド・ダ・ヴィンチ《モナ・リザ》ルーヴル美術館 ![]() 以前ルーヴルに雇われていたペルージャは、この時、膝までの長さのある上っ張り(ルーブル支給)を身につけていた。ペルージャは《モナ・リザ》が展示されているサロン・カレに行き、辺りに誰もいないことを確認した。そして壁から絵を外し、上っ張りの下に隠して、そのまま出ていった。 ペルージャは単に雇われただけだった。雇い主は、アルゼンチンの詐欺師エドゥアルド・デ・ヴァルフィエルノ侯爵で、侯爵はフランス人の天才的贋作画家イヴ・ショードロンと組んで、愚かな蒐集家を相手に、古典的名画の贋作を売りつけては大金を騙し取っていた。ヴァルフィエルノとショードロンはパリに渡り、ショードロンが贋作を描いている間に、ヴァルフィエルノが新しい顧客を開拓した。 ペルージャは侯爵に雇われて《モナ・リザ》を盗んだのであるが、その後は何の指示もなく報酬は支払われなかった。その後2年間が経過し、《モナ・リザ》はペルージャの住いのストーブの下に、箱に入れて隠されていたのである。 1913年、窃盗の実行犯ペルージャは、本物の《モナ・リザ》をフィレンツェの有名画商に売ろうとして逮捕された。裁判にかけられたペルージャは、自己を弁護する際、愛国精神を強調した。イタリア人が描いた名画をフランスが所有していることに、イタリア人としての誇りが傷ついたというのである。ペルージャは祖国への献身を称えられ、一時的に英雄になった。言い渡された刑は懲役12ヶ月、控訴審においては7ヶ月に減刑されている。 Ⅷ.バーミンガム 28.ヘンリー・ウォリス《チャータートンの死》イングランド バーミンガム美術館 ![]() ウォリスの描いたこの絵は、1856年、ローヤル・アカデミーに展示されセンセーションを引き起こした。 チャタートンをイエス・キリストのように描き、社会の殉教者としていたからである。 床に転がっているガラス瓶は、砒素を飲んで自殺したことを示している。 ラファエル前派の信条である自然主義の通り、ウォリスは実際にチャタートンが自殺した屋根裏部屋に、当時と同じ状況を作り出し、この絵を制作したとのこと。 モデルには、当時28歳だった小説家George Meredith を起用した。二年後、ウォリスはMeredith の妻と駆け落ちをしている。 画の説明はこれまでとし、以下この絵の盗難事件について述べることとする。 1991年12月のある晴れた日、イングランドのバーミンガム美術館に、アントニー・ディズリーという男が千鳥足で入ってきた。 ディズリーは、《チャータートンの死》という縦60cmx横91cmの作品を壁から外し、小脇に抱えてそのまま出ていった。 作品の評価額は7万5千ポンド(1500万円)。 ディズリーは通りかかったバスに乗り込み、盗んだ絵を乗客に見せびらかした。「いま盗んできたところだが、よかったら買わないか。200ポンドにまけておくぞ」と言い、このバスはどこ行きか」と尋ねた。「セオリー・オーク行きだ」と言わディズリーはれて、「そりゃまずい」と叫んだ。 そこには別れた妻が住んでいたからだ。ディズリーは、絵画を持って、あわててバスを降りた。 5日後、聞き込み調査の結果、盗まれた絵はバーミンガムの民家に隠されていることが判明した。 逮捕されたディズリーは、裁判官から「向こう12ヶ月間、悪さをしないように」という警告を受けただけで釈放された。 そればかりか、「盗みたくなるほど好きな作品なら、ぜひ見にきなさい」と、バーミンガム美術館の館長から公式に招待されたのである。 Ⅸ.パレルモ 29.ミケランジェロ・メリージ・カラヴァッジョ《聖フランチェスコと聖ロレンツォのいるキリスト降誕の図》シチリア パレルモ サン・ロレンツォ礼拝堂 1609年制作 ![]() 描かれているのは、聖母子を挟んで、向かって左が聖ロレンツォ(聖ラウレンティウス)、右が聖フランチェスコである。 土地柄、盗んだ犯人はマフィアであるとの説もあるが、未だに絵の行方は分かっていない。 このカラヴァッジョの大作が姿を消してから25年後、マフィアの関与を裏づける証言が、マフィア内部から飛び出した。 1996年11月、汚職で起訴されていたイタリアのジュリオ・アンドレオッティ元首相の裁判で、証言台に立ったのは、以前にマフィアの一員だったフランチェスコ・マリーノ・マンノイア。 1ヶ月もすると、マンノィアが警察に協力していることが漏れて、マフィアの知るところとなり、ヒットマンがマンノィアの母・叔母・妹を殺害して、逃走した。 このようなマフィアの関与のいかんにかかわらず、《パレルモの生誕》の行方は依然として不明である。 カラヴァッジョのこの貴重な祭壇画は、2015年末に、最新のデジタルテクノロジーを駆使した印刷技術を用いて複製され、以前あった場所に展示されている(↓)。 ![]() 30.ルーカス・クラナッハ《不釣り合いな恋人たち》 ![]() Ⅺ.ワイマール 31.ルーカス・クラナッハ《クレーフェのシビル》 ![]() Ⅻ.ニューヨーク 32.エドゥアール・マネ《芍薬の花束》 1989年、ニューヨーク、クイーンズ地区にある安アパートの管理人によって発見された。評価額が最高で500万ドルはするこの名画は、地下室に置いてある洗濯機の裏で見つかった。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2018-11-13 12:32
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